2020年7月5日(日) 放送『情熱大陸』東京フィルハーモニー交響楽団。コロナ禍での再出発 この響きを絶やしてなるものか―

先週の土曜日、子供が足を踏まれたらしく(いじめとかではなく、ハプニング的なやつ)、痛い痛いというので、冷やして湿布。

「まぁ踏まれだだけだから」なんて思ってたら、通常に歩くのが難しいみたいでカカトで歩いている…。

で、翌日足を見たら、右足の人差し指に内出血&腫れ。


これはまずいかもと、整形外科に連れていきレントゲンを撮ってもらいました。

そして先生が、

「お母さん、レントゲン見て。腫れている指の骨にヒビ入ってる。痛かったでしょ?」

右足の人差し指にヒビ
まさかのヒビ(骨折)。

体は丈夫なんですけど、昔から怪我しやすいんですよね。

「そんなことでそんなことになる?」って思うぐらい、通常のことがちょっと大げさになりやすい星の下に生まれたみたいです。


ギプスで固定をしてもらって処置。そしてそのまま学校へ…なんて思ったら

「お母さん、ギプスで靴が入らない…」


そうでした!ギプスをいえばサンダルだよね。

そのまましまむらまで行き、ギプスをしていても履けるサンダル的なものを外履き用と内履き用のを買いました。


そして学校へ直行。授業中だったのですが、先生に事情を説明して無事に送り届けました。


来週も通院です。早くよくなるといいなぁ。


さて先週の日曜日、2020年7月5日(日)の情熱大陸で東京フィルハーモニー交響楽団が特集されていました。

緊急事態宣言が解除されて、東京のオケで初めて観客を入れてのコンサートまでの道のりを放送。


まず演奏会自体ができなくなって、事務局の人たちが対応に追われ、

楽団員さんは演奏する場がないので、各自自主練。


とはいっても金管楽器や音の大きな楽器は自宅でなかなか練習できないので、まず練習場所を探すところから。

近くのピアノ教室などに問い合わせてみるも断られて、最終的には自分の車の後部座席に練習場所を確保。

先日の新日本フィルのパプリカ演奏特集のときもヴィオラの吉鶴洋一さんが車の後部座席で弾いていたので、こういった非常事態の練習場所に後部座席はアリかも。

でもチェロだと高さやある程度の動く範囲が必要なので、ちょっと厳しいかな…。キャンピングカーが欲しくなる。


他にも今の日本ヴィオラ界を引っ張り、ヴィオラだけのユニットSDA48の創設者、須田祥子さんが河川敷で釣りをしているおじさんの近くで練習したり(おじさんがうらやましい…)、


コンサートマスターの近藤 薫さんが

「僕たちは延期できるけど、子どもたちは延期できない。卒業したりしていなくなってしまう。だからできることをやりたい。」

といって、チェロ首席の渡邉辰紀さんとともにオケの子どもたちにリモートでレッスンをしたり(子どもたちがうらやましい…)。


東京フィルの音色に感動して、入団したオーボエの杉本 真木さんが特集されていたり。


そしていよいよお客様を入れて、コンサートしますってなったときにお客様の消毒の手順や、

演奏者もソーシャルディスタンスを保つために最小限の人数で間隔をとったり、管楽器の飛沫拡散防止のために急遽ついたてを作ったり、事務局の人たちの大変な苦労が伝わってきました。


コンサートではドヴォルザークの交響曲第9番の新世界を演奏。

第2楽章の杉本 真木さんのイングリッシュホルンの音色にジーン。

この状況でこのメロディーは涙腺崩壊するから…。鼻水も出てきてるから…。

家で見てるけど、家に帰りたくなる…。


最終楽章の迫力は圧巻でした。皆さんの演奏姿に画面越しですが、こみ上げてくるものがありました。

コンサートが少しずつ再開されていても、なかなか足を運べないので、こうやってテレビで特集してくださるだけでも嬉しいしありがたい。

とってもいい放送でした。


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