チェロ弾きの防音対策

《最終更新日:2019/11/01》

楽器を習っていると、頭を悩ませるのが防音対策です。アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいて、もう引っ越す予定がない方はなるべくご近所さんに挨拶をして事情を説明しましょう。「いつもうるさくてすみません」とこっちから伺えば、けっこう優しく接してくれます。

もしこれからマンションを買う方は、なるべく1階がおすすめです。なぜならエンドピンを伝ってけっこう下の階に音が響くから。床に防音対策をしてもやっぱりけっこう聞こえるみたいで、知り合いの方はたまたま練習室の下の部屋が寝室だったらしく、弾く時間を下の階の住人と取り決めたそうです。

さてわが家は一戸建てなので、そのときにした防音工事をご紹介します。まず2社ほど見積もりをとるために来てもらいました。

A社は隣家に面している1面だけに遮音パネルを貼り、窓を2重窓にとのことで価格は20万円弱ほど。

B社はがっつりドアも壁も4面防音して、窓ももちろん2重窓で価格は300万円ほど。

これは、かなりの価格差です。悩みましたが、いってもまだまだ分数チェロっ子。
この先どこまで本気でやるかわからないとのことで、A社の20万円弱の方に決めました。

さて実際リフォームが終わり、いざ楽器を弾いてる時に外から聞いてみたら、ほぼ音漏れしてませんでした。こんな感じ↓内窓を入れて、壁紙の下には遮音パネルが貼ってあります。

夏場に窓をあけっぱなしで、ちょっと何か音が聞こえてくるな~レベルです。

もしプロになって本気でやらなくちゃいけなくなったら、またそのときは考えます。


■DIY好きなら自分で壁に防音パネルを貼るという手もあります↓
■エンドピンから下に音が響くので、床にこのカーペットをひくのもありかもしれません↓
■二重窓も寸法をしっかり測れば、簡単に自分でつけられます↓
■簡易の防音室もあります↓