チェロのエチュード教本
《最終更新日:2020/04/17》
わが家には何冊かエチュードの本があります。エチュードは本当に大事です。小さい子で難しい曲を弾けても、エチュードを弾かせるととたんに「アレレ?」みたいなことがよくあります。
そこで感じたのは、
「曲もエチュードもできる人は、難しい曲でも細かいパッセージでも、音程がしっかりと安定していたり、崩れやすいフレーズでもしっかり弾けたり。」
安定感がケタ違い。
わが子もチェロをはじめてから、2年でエチュードを開始しましたが、基礎力がグンと上がったような気がします。
師事している先生が課題の曲に合わせたエチュードを選んでくださるので、相乗効果で曲もエチュードも上手くなったような。
エチュード、あなどれません。
まだまだそんなに数は多くありませんが、エチュードの教本とその作者の人となりを紹介します。
お世話になったのは、この本↓
リンク
と、この本↓
『世界の名チェリストたち』はあまり翻訳がよくなくて読みづらいかな…。『名チェリストたち』のが時系列でストーリー仕立てになっているので、読むならこっちのがおすすめです。
一部の内容は、英語サイトから翻訳したのもあるので(Google先生と、主人にお世話になりながら)、少し違うところもあるかもしれませんが、ぜひどうぞ。
もし「ここ間違ってるよ」なんてあれば、お問い合わせからお願いします。
ところどころ私の妄想劇場が入っております。ご了承ください。
「なんか、つまんない。」って思っていたエチュードが思わぬ曲につながっているかもしれません。
「すべてのエチュードは大曲に通ず」
調べていて、そんな気がしてきました。出版年は調べてもわからないものもあったので、作者の生誕年から順に並べてあります。
それでは、行ってみましょう。
チェロのエチュード教本の記事一覧
- 1749年生まれ。フランスのチェロ演奏法を確立した人。 デュポール(Jean Louis Duport)のチェロ・エチュード教本
- 1783年生まれ。バッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜を最初に出版した人。 ドッツァー(Friedrich Dotzauer)のチェロ・エチュード教本
- 1805年生まれ。なんてったってメロディアス!リー(Sebastian Lee)のチェロ・エチュード教本
- 1807年生まれ。世界で初めてチェロにエンドピンを付けた人。セルヴェ(Adrien-François Servais)のチェロ・エチュード教本
- 1855年生まれ。まさか!あの名チェロ協奏曲に通じていた!? シュレーダー(Alwin Schroeder)のチェロ・エチュード教本