2019年8月9日放送『ザワつく金曜日!』高嶋ちさ子のコンサート公演に密着!男だけのユニットとは?
- 2019.09.22
- テレビ番組
- 高嶋ちさ子さん, スーパーチェリスツ, Super Cellists, スーパーチェロ7, Super Cello7, ザワつく金曜日!
残念ながら、わが家は行けないのですが、ちょうど番組で特集されていたので記事にします。
石原良純さん、長嶋一茂さん、高嶋ちさ子さん、サバンナの高橋茂雄さんが出演する『ザワつく金曜日!』にスーパーチェリスツが特集されていました。スタジオにはスーパーチェリスツから6人が登場。
・古川 展生さん(東京都交響楽団・首席)
・大宮 理人さん(東京交響楽団)
・小林 幸太郎さん(史上初で泉の森ジュニアチェロコンクールの小・中・高の全部門で金賞受賞。作曲家・アレンジャーとしても大活躍中)
・佐山 裕樹さん(2016年第70回全日本学生音楽コンクールで第1位)
・西方正輝さん
・小畠幸法さん(東京藝術大学卒業)
それでは行きますよ。
今年6月、山口県におりたったのは、
高嶋ちさ子さん
「おはようございます。よろしくお願いします。久しぶりなんでコンサート。超楽しみです。」
スタッフさん
「山口は初めてですか?」
ちさ子さん
「まさか!500万回ぐらい来てます。」
この日、ちさ子さんのコンサートにカメラが同行。
ちさ子さん
「お腹すいて死にそうだよ。」
スタッフさん
「今、まだフルーツしかないんです。」
ちさ子さん
「死んじゃうよ。朝から何も食べてないんだけど。」
午後6時30分からの開演に合わせて、3時間前に会場入り。到着して10分後、リハーサルへ。他の共演者が先にリハーサルしてる中、ちさ子さんが合流。
弾いているのはパッヘルベルのカノンです。
実は一緒に演奏するのはスタジオに来ていたメンバーたち。何と日本屈指のチェロ奏者、その名も『スーパーチェリスツ』
メンバーの中には東京都交響楽団の首席と副首席奏者が在籍。そんな日本最強のチェリスト集団とちさ子さんは新ユニットを結成。その名も『高嶋ちさ子 with スーパーチェリスツ』
12人の女性ヴァイオリニストの次はチェロ界のスーパーエリート集団とコラボ。そんなすごいメンバーとちさ子さんとの関係は?
再びリハーサル風景。
今回の山口でのコンサートメンバーは6人。
・古川 展生さん
・江口 心一さん
・森山 涼介さん
・大宮 理人さん
・小林 幸太郎さん
・中条 誠一さん
フレーズの出だしが合わない。
古川さん
「俺も合図しちゃったから。ちさこ先生の合図で入ります。もちろんでございます。」
ちさ子さん
「いいかな?私でも?」
古川さん
「オフコースでございます。」
ちさ子さんが弾くフレーズを待たずに、後ろのメンバーが先行して弾いてしまったのだ。
ちさ子さん
「行くよ。ばかたれ。」
さらに。
ちさ子さん
「なんだよ、お前はいっつもいっつも。」
江口さん
「タイミングと音量間違えました。本当にすみません。」
ちさ子さん
「このカナブンめ。」
ちさ子さん
「男だから馬鹿とか間違えた時にボケと言いやすい。これが女の子だと『こわ〜い、ひどい』みたいになっちゃうじゃないですか。この人達は、ニワトリよりも記憶力ないから。」
まったくもって容赦なし。
午後6時30分ついに開演です。
ちさ子さん
「皆さんこんにちは。ヴァイオリニストの高嶋ちさ子です。今日はですね、6人のチェリストと一緒に参りました。私のコンサートと言うと、なんとなく皆さん12人のヴァイオリニストというイメージがあるかもしれませんが、私もですね、女の子達と一緒に回ってるうちに色々ストレスが溜まって参りまして、そろそろ男じゃないかと思い、今回はですね、男子6人イケメンチェリストと一緒に参りました。」
ちさ子さんの軽快なトークがコンサートの魅力の一つ。
ちさ子さん
「まずはビブラートという奏法なんですけど。」
ここで古川さんがビブラートをめっちゃかけてサンサーンスの白鳥を弾きます。
ちさ子さん
「なんだかいやらしい感じがしますね。この白鳥、外に出してはいけない白鳥。」
古川さん
「普段こんなではないです。分かりやすく大げさにやってるんです。」
ちさ子さん
「エロ白鳥みたいですね。今日はパッと見渡したところ、集中力があまりなさそうな皆さんですので、全ての曲を5分以内でとっとと終わらせようと思います。」
普通のクラシックのコンサート1曲10分以上演奏するのは当たり前。しかしちさ子さんのコンサートは観客を飽きさせないように1曲5分ほどで終わらせるのだという。
お客さんがどう感じるかとことん大事にするちさ子さん。コンサートでそれを垣間見る場面が。
それは本番中、曲が終わった時、会場から拍手。ちさ子さんの目線は演奏後、すぐに何かを確認して、ちょっと納得しない表情。どうやらチェリスト達の立ち上がるタイミングが揃っていなかった。
ちさ子さん
「1曲弾いたら全員立つよ。小林くん、立つの遅い。全員の立ち方がバラバラだったから、それは揃えた方が良いかなと。」
ちさ子さん
「(舞台袖のスタッフさんに)ちょっとメモとって。」
チェリスト達が舞台で演奏している最中、わずかな時間を使って。
ちさ子さん
「拍手とかぶらない。」
スタッフさん
「しゃべりがですよね。」
ちさ子さん
「あと一曲一曲全員立つ。」
書き留めていたのは演奏中、気になった一人一人の行動。
ちさ子さん
「失敗したら、絶対に次に直したいので。失敗したことを忘れない。完璧主義だから。完璧に近づけたい思いがあるから。」
小林さん
「ちさ子さんは大雑把そうな感じに見えて、実は細かい。僕は大雑把なんですけど、衣装をめんどくさくて白シャツをファブリーズだけしてスチームアイロンかけたんですよ。ちゃんと洗濯してなくて、怒られたんですけど。そんなところまで見てるんだと思って。」
豪快なイメージがあるちさ子さん。意外と超細かい一面を持っていた。
舞台はコンサートに戻って、
ちさ子さん
「彼ら(古川さんと江口さん)が高校生の時、私は大学生で高校・大学と同じ学校(桐朋)で本当に可愛がっていた弟分みたいな存在。パワハラとセクハラを同時に行っても大丈夫という強い心の持ち主ですので。」
古川さん
「ありがとうございます。」
コンサートは順調に見えたが、ちさ子さん「はぁー」となぜかため息。その理由はすぐに分かった。
ちさ子さん
「(舞台責任者の人に)今日は満席にできずに申し訳ございません。次回頑張ります。」
ちさ子さん
「実はこの日のコンサート、後ろ1/3が空いている。空席って辛いんですよ。一茂さんとか良純さんとか、生まれた時からのスターみたいな方は、このガラガラのホールで弾く辛さみたいなものって分からないと思うんです。空席が多いからもうこのホールには二度と呼ばれないんだな、と思いながら弾く。もう心配症で心配性で。だから誰よりも練習するんですよ、怖くて。」
大宮さん
「ちさ子さんはリハーサルで一回でも自分がミスしたりすると、その後めっちゃさらって練習してます。本番前までさらいすぎて、右手を痛めてんじゃないかなと思うぐらい練習してると思うので。演奏会に出てる高嶋ちさ子はテレビの高嶋ちさ子とはちょっと違う。」
そんなコンサートの打ち上げの様子。
ちさ子さん
「お疲れ様でした。ありがとうございました。」
ちさ子さん「(江口さんを指さして)こいつ邪魔なんですよ、ほんと。本番中にも笑ってるしさ。人の顔を見て、あのさ真面目な曲の時は笑うのやめてくれる?」
小林さん
「それはあれじゃないですか。(ちさ子さんの)ストラドに付箋がついていたから。」
大宮さん
「ストラドに付箋て、俺聞いたことない。」
江口さん
「ウラにさ、ずっと貼ったまま見えてた。ほんとずっと笑っちゃってさ。メモ。」
コンサートの段取りをメモした付箋、それがたまたまヴァイオリンの裏にくっついていたのだ。
ちさ子さん
「やばい。」
江口さん
「あれは本当にね、やめてって思った。それ見えてるのに、笑うなって言うほうがおかしい。」
ちさ子さん
「なんで笑ってるんだろうと思って。用もないのに、この馬鹿が。」
江口さん
「気づいてた?あえてそうしてるのかと、そういうものだと思ってた。」
ちさ子さん
「ないないない!」
そして場面はスタジオに。
サバンナの高橋さん
「チェリストの皆さんに来ていただきました。西方さん、古川さん、佐山さん、大宮さん、小畠さん、小林さんの6名の方に来ていただきました。よろしくお願いします。」
良純さん
「ごめん。そもそもよくわかんないんだ。12人のヴァイオリニストもあるけど、それの別バージョン?」
ちさ子さん
「あの子達とやってると、ストレスしかないんです。全然違う、バカとかボケとか言いやすい。女の子にはやっぱり言えないですよ。」
高橋さん
「VTRでバカとかボケとか言われてたのは?どの方なんですか?」
古川さん
「まあこのへんかな?(と大宮さんと小林さんの若手をさす)」
高橋さん
「結構、早々に到着して、リハーサルであんな風にバカって言われて、『何でそんなこと言うんだよ』ってはならないんですか?」
大宮さん
「ならないですね。すごいあの愛情を感じるので。」
古川さん
「前後があるからね。」
高橋さん
「本当ですか?極端なパワハラを受けて言論統制されてるわけじゃないんですね?」
一茂さん
「もうそれはただのM。マインドコントロールだよ。でも馬鹿だって言われるだけで、来世はハエとは言われてないんでしょ(ちさ子さんから過去に言われた)?俺はそこに何の愛情も感じないから。」
高橋さん
「今回 VTR にもあったんですけど、僕たちが知らないちさ子さんについて、アンケート書いていただいてるんですよ。」
西方さん
「結婚祝いに普通の金額の物を言わせていただいたんですけど、『安すぎる!私の懐なめとんのかっ!』て言われた。」
古川さん
「気前いいです。よくご飯もご馳走してくださいますし。」
ちさ子さん
「(古川さんを指さして)この人なんかザキヤマさんに似てません?」
古川さん
「チェロ界のザキヤマと言われてます。ちさ子さんのお子さんの着なくなったお下がりの服を譲ってくれる。高価な洋服しかないから、もう本当に嬉しくて。自分じゃ買えないような服ばっかり。」
一茂さん
「結局、お金で手懐けてる!そういうことなんだよ。」
高橋さん
「確かに。今のとこ出てきたのか、家具買ってもらったといい、高価な服のお下がりもらったといい。」
一茂さん
「金で釣られてるMでしょ。」
ちさ子さん
「(スーパーチェリスツの彼らを)もうすごい尊敬してるんです。チェロ界ではトップの人たちなんです。本当にすごい人たちなんですよ。(古川さんを指さして)彼のチェロなんて、彼は日本でのトップ中のトップのチェロ奏者。彼のチェロを聞いただけで二十歳若返る、って言われるぐらいエロいチェロを弾く。」
ちさ子さん
「あのね、お二人にいつかコンサートきてくださいって、いつも言ってるのに全然来ないんですよ。重い腰を上げてくれないから。だからこっちから来てみた。」
そしてコンサートの名物企画4人で1台のチェロを弾く。
水戸黄門のテーマ曲『あぁ人生に涙あり』を演奏。演奏するのは小林さん、大宮さん、西方さん、佐山さん。最後に西方さんがトランペット。最後に佐山さんがちさ子さんのシールが貼られた印籠を。
そしてちさ子さんも演奏。
ちさ子さん
「今日はちゃんと本物持ってきたんです。ストラディバリウス6億円。」
一茂さん
「6億、6億!出ました!タレントで持ってる持ち物で6億って聞いたことないよな。これは?(大宮さんのチェロをさす)」
大宮さん
「これは口に出せないくらい安いです。これは数百万ですね。」
一茂さん
「でも、それでもするよ。」
良純さん
「俺ら音楽をすっ飛ばして、お金の話ばかり。」
ちさ子さん
「でもこれなんて、あれですよ。買ったとき1600万円くらい。今もう3000万近いです。だから変なものに投資するんだったら楽器。」
高橋さん
「上がってくんですか?投資とかそんな話じゃないでしょ、違う違う。」
そして『愛のテーマ〜映画ニューシネマパラダイスより〜』演奏。
一茂さん
「チェロとバイオリンだけって初めて聞いた。」
ちさ子さん
「ないと思う。ないない他にない。」
良純さん
「何かまたやっぱり本職のね、これが本当の姿。」
古川さん
「テレビもやっぱり裏表のある方じゃない。実は本当にナチュラルな方でこんな感じです。いつも。」
一茂さん
「かっこいいじゃん、ちさこちゃん。何か従えてる。」
ちさ子さん
「だから(収録を)無駄に休んでるわけじゃないんですよ。」
全員
「誰も言ってない。」
ちさ子さん
「文句言わないでよ。」
高橋さん
「誰も言ってない。文句やないですけれど、コンサートの前々日に休むのやめてください。」
見た目的に古川さんはちさ子さんより先輩だと思っていたので、あんなにへーこらへーこらするのが謎だったのですが、調べたら古川さんはちさ子よりも5歳下だったので、そりゃへーこらしますよね…。古川さん大人の魅力ありすぎ&セクシーすぎる。
コンサートの場面で、チェリストをちさ子さんが「イケメン」と紹介するときに、江口さんが首をかしげる仕草をしてたのを私は見逃しませんでした。やっぱり1番の曲者は江口さんのような気がしてきました…。
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