2019年8月23日放送 『藤田真央さんがピアノ演奏』報道ステーション
ちょうど見ていたので、メモメモ。藤田さんの演奏、めちゃくちゃすごかったです。テレビ越しでも伝わってきました。以下、放送の様子です。
まずチャイコフスキー国際コンクールで藤田真央さんが演奏している映像が流れます。曲はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
まるで音楽を売っと会話をしているようです。ニコニコしながらなんだか楽しそう。
場面はスタジオへ。
アナウンサー
「はい。今日はピアニストの藤田真央さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。」
藤田さん
「よろしくお願いします。」
アナウンサー
「チャイコフスキー国際コンクールで2位を獲得しましたね。」
藤田さん
「映像で自分が弾いているのを見ながら『すごいなぁ』って。『よくあそこで頑張ったな』と思って 。」
アナウンサー
「本当に楽しそうに演奏されてますが、弾いているときは何を考えていらっしゃるんですか?」
藤田さん
「もう自分が思った響きか音色かを聞いて。それをずっと繰り返して。そしたらいつの間にか曲が終わってます。」
アナウンサー
「なるほど。音楽と会話してるみたいな。」
藤田さん
「いやいや。集中してますから。何考えてるかわかんないですよ。あっというまです。」
アナウンサー
「ご自身がこれだけ高い評価を得たというこはどういった感じがしますか?」
藤田さん
「いや、たまたまです。これはもう本当に運。全てにおいて運が積み重なって、それがマッチしたっていうか。」
アナウンサー
「でも生活は一変したんじゃないですか?」
藤田さん
「そうですね。まあ皆さんがありがたいことにおいしいもの食べさせてくださるので、ちょっと太ったりして。ヒャッヒャッヒャッヒャッ。」
アナウンサー
「それでは早速弾いていただきましょう。今回弾いていただくのはコンクールで絶賛されたモーツァルトのピアノソナタ第10番です。」
藤田さん、ゆっくりと椅子に座ってニコッとして急に弾き始めます。
さすがテレビ朝日。題名のない音楽会もMステもやってるからか、音がカメラワークが素晴らしい。
そして本当に一音目からぐっと引き込まれる藤田さんの音。ピアノはスタインウェイです。本当に音と戯れているような、子供が無邪気にお庭で遊んでいるような、そんな光景が目に浮かびます。
弾き終わると、遊んで楽しかった〜みたいな感じでニコッとする藤田くん。
そしてヒャッヒャッヒャッヒャッ!と笑い方が独特。あの笑い方からの素晴らしい演奏のギャップよ。子供と一緒に見たのですが、あまりの音の美しさにジット見入って&聞き入っていました。演奏後は「めちゃくちゃすごい!何この人!」と言って拍手してました。
これは、生の音を聞きに行かねば。素晴らしい演奏でした。
■156回直木賞&2017年本屋大賞をダブル受賞した恩田陸『蜜蜂と遠雷』で、藤田真央さんが風間塵のピアノ演奏を担当。
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