ヨーロッパの旅30 冒険の書その3。旅立ちのとき。

昨日からの続きです。

今日の夜20:00にデュッセルドルフ空港から成田までの全日空の直行便で帰るため、時間がたっぷり。

さて何をしましょうか?と友人と相談をしてこちらに行ってきました↓
なんか赤い看板が見えるぞ…。

そう!テーカンネ!

日本での名前はPOMPADOUR(ポンパドール)としても有名です。ノンカフェイン系のハーブティーを売っていて、カフェインが苦手な私は大好きなブランドなんです。

そもそもテーカンネの工場に行くきっかけとなったのが、日本から持参したテーカンネのお茶が余っていて、

私「このブランド大好きなんだけど荷物になりそうなので、ぜひ貰ってやってくれませんか?」と言って友人に渡したら、

友人
「あれ?このお茶の本社、デュッセルドルフにあるよ。」


「!!!!!!!えっ!!!!!!!」


「デュッセルドルフはハリボもあるのに?!テーカンネまで持ってんの?欲張り過ぎじゃない?私が王様なら真っ先に手に入れたい土地だわ。」

この興奮、伝わるでしょうか?

工場内の見学はやっていないのですが、工場の隣には大量のテーカンネ商品が売っている売店が。
ヴェルクスヴェルカウフ(←適当に読んでみた)

ほら。

ほらほら。

ほらほらほら。

色とりどりの世界。天国ですか。ここは。

期限が近い(といっても1年ぐらいある)テーカンネが激安!わしゃわしゃ買ってしまいました。

この旅、最大の興奮ポイントだったかもしれない。

そして帰りに街の教会に寄り(ドラクエ癖がついてるのか、今までの人生をセーブしたいのか、教会を見ると入りたくなる)、


内部のすてきな装飾に見とれる。

すると教会内に謎の箱を発見。
何ですか?この箱?

友人
「ほら、悩みがある人や罪がある人が神父様に懺悔する箱よ」


「えっ?あれが懺悔室?!」

まさかのリアル懺悔室。

中におそるおそる入る…。


「オランダでの怒涛のマスタークラスが終わり、少し気が緩んだのでしょうか。先に謝っておきます。ごめんなさい。キャリーケースが重量オーバーで、手荷物の楽譜が入ったバッグを待合室のロビーに置き忘れてしまいました。飛行機に乗ったあとに気づき、職員の人に伝えたのですが、その時点では見つからず。でも楽譜のデータはGoogleのクラウドに入っているので、なんとか大丈夫かなと思います。ビデオカメラやICレコーダーなどの高価な機械じゃなくてよかったです…。マスタークラスが終わり、あとは友人と会って旅行するだけのルンルン気分になっていたんだと思います。すみません。」

神父さん
「過ぎてしまったことは仕方がない。前に進むだけだよ…」


「ありがとうございます…」

神父さんは不在だったので↑なんてことは起こらず。

↑のような報告を電話で主人にしたらバリバリ怒られました。

しかも「データはクラウドに入ってるから」あたりが逆鱗に触れたらしく、楽譜の書き込みに対する思い出や、今までの思い出をネチネチと語られ&怒られました。

本当にめんご。

でも過去の楽譜を見返して思い出に浸っている主人を見たことがありません。

メールや友人に電話をかけてもらうも、未だ見つからず。

本当にめんご。

そんな懺悔をしながら、いつの間にかフライト時間に。友人一家総出でデュッセルドルフ空港まで送ってもらい、いよいよ旅立ちのとき。

なんと飛行機が
スターウォーズのR2-D2仕様(ドイツでは夜のフライトで暗かったので、外観は日本に着いてから撮りました)。


機内はこんな感じ。もちろんBGMはスターウォーズの冒頭に出てくるたくさんの文字画面で流れる曲。

旅が終わって、日本に帰れる&さぁゆっくり休むぞ!なんて思ってたのに!

こんなかっこいい飛行機乗ったら、謎の使命感が生まれるし、予算がない中やりくりしてなんとかつくったオンボロ飛行機で巨大な悪と闘う気持ちになってしまうじゃない!

休めないわ。

休めないってば。

CAさんのエプロンもR2-D2仕様で、機内にはところどころスターウォーズのヨーダやR2-D2のぬいぐるみが(写真撮りそこねた)。

私は落ち着いた年上がタイプなので、ヨーダはめちゃくちゃタイプなんですよね。あるんだかないんだかよくわからない髪の毛も好き。

CAさんに聞いたら、このスターウォーズ仕様のデザイン機体はなかなか遭遇できないレアなやつだそう。

まさかの最後にこんなラッキーがあるなんて、幸せすぎる。

ちなみに着陸は

「ドカーン!!!!ガガガガッガ!」

…ミレニアム・ファルコン並の激しさでした。そんな部分は真似なくていいんですよ。

テーカンネのお店で買った、いい感じの水筒。

可愛すぎて、まだ1回も使えていません。

これでヨーロッパの旅は終わりです。長かったですね。すみません。

ちょうど全30回でした。長期間見ていただき、ありがとうございました。

そしてイギリスでお世話になったお母様、ロイヤルカレッジやメニューインを案内してくれた友人、オランダでお世話になった友人、デュッセルドルフでお世話になった友人、いろいろな場所でたくさん助けていただき、私や子供だけでは到底できないような体験や経験をさせてもらいました。皆様のおかげで本当に充実した楽しい旅でした。本当にありがとうございました。

次に来るときはフォースを使ってチェロが弾けるように鍛錬させます。ただ練習させすぎて赤いフォースにならないよう気をつけます。

またいつかお会いできる日まで。

ぬいぐるみ好きじゃないけど、これは欲しい↓

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