オケのハプニング。
ピアニカの他に木琴、鉄琴、大太鼓、小太鼓、ティンパニー、銅鑼、キーボード、ピアノなどの編成。
先生が指揮をし、まずは木琴がメロディーを奏でるのですが、木琴隊が正しい位置を叩くのに夢中で全然指揮を見ていない&まわりの音を聴いていない…。
案の定ピアノと木琴がどんどんズレていき、
さらに鉄琴も自分の音に夢中でさらにズレた音が重なる。
すでに序盤で
「これからどうなるの?!」状態。
ピアニカ隊もどっちに合わせていいかわからず、音がズレズレ。
「もうダメ…終わりだ…」なんて思ってたら、
「タンタカタンタン タンタカタンタン」
小太鼓の音が聞こえてくる。
この小太鼓の子、まわりのズレる音に心が乱れることなく、指揮をしっかり見てそれに合わせてリズムを刻むという自分の仕事を全うしてる。
そして小太鼓の音を中心に、ズレていた各楽器が揃いだしてみごとなハーモニー。
奇跡の瞬間でした。
あの小太鼓の子すごい。
もし私がキャプテン翼のロベルト本郷的な人なら間違いなくスカウトする。
「きみ、オーケストラの打楽器やってみない?」
言いたい。スカウトしたい。
もし私が指揮者なら、小太鼓奏者をたたえて、一番後ろだろうが、遠かろうが弦&金木管押しのけて、握手しに行く!
ぐらい素晴らしかった。
ハプニング!からの感動の流れ、大好き。
ピアニカを30秒の間に3回ぐらい落とす、
どっか遠くを見て弾いてない…のに急に演奏中だと思い出し、狂ったように弾き出す、
銅鑼係の子が銅鑼を鳴らす1分前からソワソワ&30秒前から満面の笑み&5秒前から早く叩かせろの気持ちが前に出過ぎて、渾身の一撃!
めちゃくちゃかわいかったです。
子どもたちの演奏、プロオケにはないハプニング満載でとても面白かったです。
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