声楽、ブラッシーモ!
- 2019.06.02
- コンサート
はじめての声楽だったので、ちょっとドキドキ。
まわりは出演者の知り合いであろう、おじさま&おばさま。
満席だし、すごい集客力。
開演前のブザーが鳴り、あと5分で始まるのかと思ってたら、
隣のおばさま方が、
「〇〇(出演者)さんとその奥さん、奥さんの方は最初は乗り気じゃなかったんだけど、会った途端に奥さんのほうが一目惚れしたらしいわよ」
「まぁ~、そうよねぇ。〇〇(出演者)さん素敵だものねぇ」
みたいな会話をしはじめて、開演後はさすがにおしゃべりをやめると思ったら、
開演してからもなんかずっとしゃべってる!
そして1曲の最後、素晴らしい歌声に聞き惚れていたら、最後の歌い上げるところの途中で2階席から「ブラボー!」の声が。
なんかいつもの弦楽器のコンサートの様子とは違う。
もちろん、おしゃべりなんて厳禁だし、
演者がまだ音を出している(響いている)のに「ブラボー」なんてはしたない!
ましてや楽章と楽章の間で拍手するなんて!
と思ってました。
コンサートの前半までは。
いや、声楽のコンサート素敵。
堅苦しくなくて(たまたま行ったのがそういう形式だったのもある)、
素晴らしければ曲の途中でも「ブラボー!」「ブラビー!」「ブラッシーモ!」なのだ。
そしてお客さんと出演者の雰囲気も含めて、すべてが舞台。
完全にハマりました。
最後の方では自分で「ブラボー!」と言ってたもの。
楽章と楽章の間では拍手しないとか、物音一つ出さないとか、クラシックではマナーについて少し厳しい部分があるけど、
音楽ってそういうことじゃないよねぇと思ったコンサートでした。声楽、ブラッシーモ!
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