2019年3月31日鑑賞 鳥羽咲音(とば さくら)さん チェロソロリサイタル

行ってきました。鳥羽咲音(とば さくら)さん チェロソロリサイタル。
子どもは別の用事があったので、今回は私一人です。

鳥羽咲音(とば さくら)さん チェロソロリサイタルめちゃくちゃ美人さんですよ。

会場は有楽町から徒歩5~6分のところにあるスタインウェイ東京・松尾ホール。

鳥羽咲音(とば さくら)さんと言えば、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの今年中学3年生のチェロを弾く女の子です。

コンクールでは、
第17回泉の森ジュニアチェロコンクール金賞、第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第1位、第27回日本クラシック音楽コンクール 第2位(最高位)
第18回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門 中学生部門 第1位。

そして直近では、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの飛び級制度で中学2年生ながら高校生に混じっての弦楽器部門にて第1位を獲得しています!すごすぎる!

曲は
・ボッケリーニ「チェロ・ソナタ 第6番 イ長調」第1・2楽章
・ベートーヴェン「ピアノとチェロのためのソナタ イ長調」第3番

休憩をはさみ、

・ドヴォルザーク「森の静けさ」
・ショスタコーヴィッチ「チェロとピアノのためのソナタ ニ短調」

弾いている姿を見ながら、実力はもちろんのこと、めちゃくちゃ美人さんだわ~と見とれてしまいました。でも迫力のある演奏でまたそのギャップもすてきなのです。

ドヴォルザークの「森の静けさ」は完成度が高すぎ!中音域から高音域の響きがとても豊かで、夢のような世界に惹き込まれました。どの曲も素晴らしかったのですが、特にショスタコーヴィッチは無機質とメロディアスという異なったフレーズを見事に昇華させていて大熱演でした!素晴らしい!
伴奏がお母様である鳥羽泰子さんで、親子で一緒に音楽を作り上げていくその姿に本当に尊敬します。

もしもピアノが弾けたなら、思いのすべてをただただぶちまけて、ひたすらに子供とケンカしてたと思います。そういう意味ではピアノ弾けなくて良かったのかもしれん…(いつもの都合のいいポジティブ思考)。

アンコールも演奏されましたが、この公演が満席御礼のため、追加公演が決定していたので、アンコールの曲は内緒にしておきます。
座席数が50席しかないみたいなので、咲音さんファンは必見ですよ。

【追加公演】
日時:2019年6月9日(日)
時間:18:00開場 18:30開演
場所:タカギクラヴィア・松濤サロンにて(京王井の頭線・神泉駅より徒歩2分)
料金:2,500円・全席自由

同じ学年には北村陽くんや、西田翔くんもいて、この学年じゃなくてほんっとうに良かったと勝手に安心してます…。
でもこの3人はそれぞれ三者三様の魅力があって、それぞれどんな演奏者になっていくのか将来が楽しみです。

鳥羽咲音(とば さくら)さんの演奏動画はコチラから。
第12回セシリア国際音楽コンクールにて
ロシアのTV番組のオーディション企画?にて。ファイナル(鳥羽咲音 23:10~29:30)、授賞式(1:28:00~)、閉会式、ロシア全土に中継放送。個人的には咲音さんが後ろのオケマンに「準備はこれでいいですか?」みたいな視線を送っているのに、超冷たい態度なのが「ちょっと!ちゃんと優しくしたげて!」と思ってしまうのでした。


こちらもよろしくお願いします↓

にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村