2019年3月3日(日)観覧 子どもといっしょにクラシック子育て支援コンサート「銀河鉄道の夜」

2019年3月3日(日)晴海にある第一生命ホールにて、子どもといっしょにクラシック子育て支援コンサート「銀河鉄道の夜」を見に行ってきました。

子どもといっしょにクラシック。子育て支援コンサート「銀河鉄道の夜」

出演者はスーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウの
丸山泰雄さん、渡邉辰紀さん、植木昭雄さん、金子鈴太郎さん、玉川 克さん、三森未來子さん、佐古健一さん、矢口里菜子さん。

まず第1部は、未就学児の子は別の部屋で4組に分かれます。それぞれの部屋に2人のチェリストがいて、いろいろとチェロに関しての楽しい催しをしてくれます。
そしてその間、小学生以上~大人は丸山泰雄さんのチェロコンサートを。

演奏曲が
・J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番より 『プレリュード』
・コダーイ 無伴奏チェロ・ソナタ Op.8より 『フィナーレ』
・ソッリマ コンチェルト・ロンド

バッハの無伴奏組曲以外は、めちゃくちゃ攻めた選曲です。そしてコダーイもソッリマもいつ聞いても、弾ける気がしない。1行目で泡吹いて失神しそうなくらい難しすぎる。それを連続で弾いた丸山さん、お見事でした。

そして30分の休憩を挟んで第2部は、未就学児の子も加わり、
・ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ 第1番より 第1楽章『イントロダクション』

またこれも攻めた選曲!ブラジル風バッハは、はじめて聞いたときは「?」という感じでしたが、何回も聞いてるとドハマリしちゃいました。ダイナミックで繊細でメジャーなようなマイナーなような。何回聞いても感動します。渡邉辰紀さんがすごくお上手で、いつかソロのコンサートに行ってみたいなぁ。

今やチェロ界の巨匠が多数出演のブラジル風バッハ。見たら鼻血ブーもんです。アップしてくれた人ありがとう!

ブラジル風バッハのあとは、原きよさんが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を朗読しながら、バックでチェロのアンサンブルが演奏されるというもの。

小学生の頃に国語で、宮沢賢治の『やまなし』を習ってその時は理解できずじまい。何年か前に大人になって花巻の宮沢賢治ミュージアムに行ってやっとわかりました。宮沢賢治めっちゃいい人!岩手大学農学部にいたときの経歴を活かし、近所の農家の人に農業をしていたそうです。

子供はコンサートのあとに「銀河鉄道の夜をちゃんと読んでみたい」といっておりました。

あと何が素晴らしかったかというと、イベント託児で大活躍中のマザーズさんが託児をしていて、未就園児が預けられるところ。しかも一律1000円で!素晴らしいです。マザーズさんは最近になって、サントリーホールや、歌舞伎座、新国立美術館も託児を設けていて(託児日は要チェックですが)、わがやも何度もお世話になりました。

来年はまた違った企画なのかな。また来たいです。

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