隣人を愛せよ。

よく言うじゃないですか。隣人を愛せよ。

オンラインことわざ辞典によると、

「自分自身のことだけ考えずに、まわりの人々にも愛情を持って接しなさいということ。」

らしいです。

話は変わりますが、私、コンサートに行くと隣の席の人によく話しかけられるんですよね。

いつだったか堤剛先生のコンサートに行ったときも、休憩のときに

隣のおじさん
「いやー、堤さんってのはすごいね!」


「あっ、はい!すごいですよね!」

隣のおじさん
「あれだけ頭が大きいし、中身もたくさん詰まってるんだろうね!すごいよね!」


「(えっ?すごいとこってそこ?)はぁ…、すごいですよね…。」

休憩があけて

「隣のおじさんが堤先生の頭の大きさをすごいと思いながら聞いてるんだなぁ…」

と思うと、なんだかね…。

また別の日、

宮田大さんのコンサートに行ったときの休憩時間、

隣のおじさん(堤先生のときと別の人)
「いやー、宮田さんってのはすごいね!」


「はい!すごいですよね!」

隣のおじさん
「ほんとすごいよね!汗の量!」


「(えっ?すごいとこそこ?)はぁ、すごいですよね…。」

で案の定、

「隣のおじさんは宮田さんの汗の量をすごいと感じてるのか…」なんて思うと、なんだかね…。

ちなみにこの間行ったコンサートでは、隣のマダムの腕にジャラジャラ輪っかがたくさんついていて、マダムが腕を動かすたびに♪シャラランシャララン。

「私の隣で山伏が修行してんのかな?」「あるいはサンタクロースがやってくんのかな?」みたいな音が聞こえてきました。

けっこうな頻度で隣におもしろい人が座るので、なんの因果やろか…何かの手先なんか…。

でもいろんな人と話せるので、それはそれで楽しみではあります。

今年も隣人を愛します。

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