ヨーロッパの旅2 まだ序章。

昨日からの続きです。

ふとしたきっかけでイギリスに行くことが決まり、さぁ向こうで何をしようか?

イギリスと言えば何でもある。

ミュージカルも見たいし、ロイヤルバレエも見たいし、大英博物館でロゼッタストーンも見たいし、美術館でファンアイクも見たいし、サッカーも見たいし、ラグビーも見たいし、クリケットも見たい!

もはや欲望だらけで頭がオーバーヒート。

でもちょっと待って。

せっかくロンドンに行くのだから現地でマスタークラスを受けてみたらいいんじゃないの!と。調べてみたら日程期間にメニューイン音楽院で公開日があり、そこで20分のマスタークラスがあるとのこと。

よしせっかくだから行ってみようじゃないの!

と、そこで…

今弾いている分数チェロって、飛行機で持っていくの?と問題が発生。

高価なチェロなら機内持ち込みで座席を与えてあげてもいい。でもわがやのチェロは16万円のやっすいチェロ。機内食も食べない&座席を与えるほどの存在でもない。

かといって荷物室に預けるのもなんだか怖い。ロシアの上空でキンキンに冷えちゃいそうだし、雑な扱いをされて楽器に何かあったら困る。楽器の中では安いけど、やっぱり16万円って大金ですもん。しかも16万円のわりになかなかいい音を出してくれるんです。頑張ってくれてるんです。

ものすごく面倒な存在じゃない…。

全日空は大人の7割の料金で、チェロの機内持ち込みオッケーと言われましたが、ねぇ?そこまでお金かけて持参するほどのチェロでもないし…、しかも今回は何カ国か巡るので、寒い時期にチェロケース抱えて移動なんて嫌だ!ムリ!となり、

今回はメニューイン音楽院で楽器を借りることにしました。

これで何の心配もいりません。

ロンドンのチェロっ子ママに聞くと、けっこうレンタルはどこの楽器屋さんもやっていて、気楽に借りられるとのこと。

いいなぁ。日本もそうなればいいのに。めんどくさいんですよね。チェロを持っての移動って。

今回は他でもマスタークラスを予定したのですが、なんせイギリスといえばデュプレのお膝元。習い事としてチェロがめちゃくちゃ人気があるそうで、知り合いの方の先生も都合が合わず楽器屋さんで借りることはなくなりました。

明日は

「いよいよ出発前々日!スーツケースがない!荷造りもできてない!さぁどうする!」

の巻です。

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