ヨーロッパの旅3 まだまだ序章。スーツケースのレンタル。

昨日からの続きです。

「今度ロンドンに行くことになりました!10数年前のスーツケースをそろそろ新調せねばなりません…」

と知り合いのチェロっ子のママに伝えたら

「スーツケースはレンタルがいいですよ!」

との情報をいただきました。


スーツケースのレンタル!

そんな発想なかった!

調べたらいろんな会社があって、一流スーツケースメーカーの品揃え。しかもお値段も素敵な感じ。

こんな商売が世の中にあるなんて!

だいだいスーツケースって買ってもすぐに汚れるし、タイヤや素材が日々進歩していて、新しく買うのってもったいない。

そして出発前々日に届きました。
スーツケースのレンタルデデーン!(大きさの比較として季節感のない麦わら帽子は無視してください)

か、軽い!軽すぎる!

仙人が食べる霞なみ!

スーツケースってこんなにも進化してたの?きれいだし、タイヤの動きもスムーズだし。

で、超特急で荷物詰め。

なんせ今回はマスタークラスを受けるのでチェロは現地で借りるとはいえ、撮影・録音の機材が必要。そして数曲受ける予定なので楽譜も何冊か必要。念のため電子楽譜が入ってるipadも必要。

私の仕事道具であるノートパソコンも必要。

結果、

お、重い。

仙人の霞が、揚げ物の下に敷き詰めるキャベツを水にさらす用のどでかい業務用の寸胴鍋ぐらいの重さになってしまった(高校生のときにお弁当屋さんでバイトしてたのでよくわかる)。


「こ、これ重量オーバー(23キロまで)なんじゃないの?」

主人
「大丈夫大丈夫。全日空はちょっとぐらいはサービスしてくれるから。」

ほんまかいな、と思いつつ、服と機材と楽譜とお菓子とお風呂のバブ、その他もろもろを詰め込んで、いざ!

ジジジジジー(ファスナーを閉める音)

「あっ!変圧器忘れてた!」

ジジジジジー(ファスナーを開ける音)

「よしっ!これで完璧!」

ジジジジジー(ファスナーを閉める音)

「あっ!おせんべい入れ忘れてた!」

ジジジジジー(ファスナーを開ける音)

を5ターンほど繰り返しました…。荷造りほんと嫌い。自分一人旅ならラクなのにねぇ。

このままカートのファスナーを開けては閉めてを繰り返して気がついたらおばあさんになってるんじゃないか…私の人生これで終わるんじゃないか…と途中で思ったぐらい。

最後に持ち物リストの指差し確認をして、(指差し確認したところでファスナーは閉まってるから、自分の入れたという記憶の中での指差し確認)

なんとか終了。

明日は

「羽田空港からヒースロー空港へ全日空でひとっ飛び!」

の巻です。

特大スーツケースのレンタル、本当に便利でした。

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