2019年5月10日放送 令和元年、最初のMステ。サンサーンスの白鳥があんなことに…。

いつもは録画してないMステがなぜか録画されていて、見ずに消そうと思ったけど、久しぶりのMステに何となくごはん作りながら聞いてみようかという気持ちに。

すると聞き覚えのあるメロディー。
こ、これはサンサーンス先生の白鳥じゃないの!

師事している先生が「だいたいチェロはリベルタンゴか、白鳥を依頼される。白鳥はしょっちゅう弾くけど、ごまかしがきかないし、いっつも緊張する!もうヤダ!」といつと言っていたあの白鳥!

そしてこの曲を歌っているのは、イタリアの若きオペラトリオ『イル・ヴォーロ』

なんとこの曲、羽生結弦選手が昨年の平昌オリンピックのエキシビジョンで使用した曲だそうです。

メンバーはジャンルカ・ジノーブレさん(めちゃくちゃイケメンな上に目がキッラキラ)、イニャツィオ・ボスケットさん、ピエロ・バローネさん。 しかも皆さん24歳、25歳とめちゃくちゃ若い。

2009年人気オーディション番組で結成。当時14歳。日本で言うとASAYAN的なやつ?(小林幸恵さんの歌唱力、すごかったなぁ。)
2011年に世界デビューアルバムが6ヶ国でトップ10入り。そして世界中の有名人と会っており、レディーガガ、Bon Jovi、ジョルジオ・アルマーニ、マラドーナと対面。

そしてなんとあのローマ法王の前で歌ったことがあり「とても緊張したけど、感動した。人生の中でも忘れられない思い出残る出来事だった」そうです。

CMは挟んで、羽生選手の特別映像をバックに歌声を披露。

NOTTE STELLATA(THE SWAN)
ノット・ステラータ(星降る夜)

作詞Tony Renis、作曲Saint-saens、日本語対訳・田口道子

歌詞は「白鳥が水面から優雅に羽ばたくよ~。ほら弓先まで使って、常に気をつけないと音が乱れる~、白鳥って案外と白くないし、獰猛だけども~、優雅に表現しないとさ~、分数チェロできれいなロングトーンは難しいけど~、言い訳せずにやろうか~。何せごまかせない曲だから~」なんて内容ではなくて、またたく星空に思いを馳せる内容です。

イル・ヴォーロさん。ええ声でした。

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