2019年10月19日放送 さんまの東大方程式 芸術の秋に東京藝大生が大集合SP!(6)東京藝大音楽学部138人が選ぶ、本当に歌が上手い歌手ランキング。

昨日からの続きです。東京藝大生から見た上手い歌手のランキング。気になります。誰か選ばれるのでしょうか。

東京藝大音楽学部138人が選ぶ、本当に歌が上手い歌手ランキング。

東京藝大構内でインタビューしている映像が流れます。さぁランキングの発表です。

第10位はDA PUMPのISSAさん。

打楽器専攻の学生
「リズム感、グルーヴ感が心地いい。かっこいいなと思います。でもタイプじゃない。」

オペラ専攻の学生
「歌ってる時の高音のきれいさ、それも踊りながら、動きながらは本当に難しい。それを難なくこなす僕にはできないので。」

オペラ専攻の藝大生ですら驚く、キレのある声が特徴。

YouTube 再生回数が1億回超えのUSAで再ブレイクしたISSAさん。その中でも藝大生が感心する彼の必殺テクニックがミックスボイス。

ミックスボイスとは、地声と裏声を混ぜて力強い発声をするテクニック。

声楽科の学生
「裏声だけだと、か細い。ミックスボイスだと力強さがある。ミックスボイスを駆使しながら踊りながら歌うのは、僕にはできないです。バケモンだと思います。」

声楽科の学生さんでテノールの工藤和真さんがインタビューに答えていました。以前、工藤さんのコンサートに行ったことがあるのですが、めちゃくちゃ歌うまい!(当たり前だってば)&イケメン!ですっかり虜になったのを覚えています。そのときはトゥーランドットから『誰も寝てはならぬ』を歌ってらっしゃったのですが、鳥肌&鳥肌。ほんとすごかった。

ちなみに私がDA PUMPさんで好きな曲は『ラプソディー・イン・ブルー』。振り付けもかわいいし、聞くとウキウキします。

第9位は島津亜矢さん。

声楽科の学生
「持っているお声が桁違い。何も勝てない才能。」

声楽科の学生
「上手いとかじゃないです。凄いです。七色の声じゃなくて1000通りぐらいあるんじゃないですかね。7じゃ足りない。」

紅白歌合戦に5回も出場する実力派演歌歌手ですが、藝大生が絶賛したのはカバー曲の歌声。

声楽科の学生
「ちょっとJAZZYに歌ってみたり、裏声を使ったり、切なく歌ってみたり、ここぞの時はパンチ聞かせて。“そんなに歌い方変えられる?!”みたいな。歌怪獣。」

最近、歌うまの番組企画で大活躍されていますよね。何の番組だったか忘れたけど、芸能界の歌うまが集まって、歌うみたいな企画があったのですが、島津さんだけ別格。他の歌うまさん達がかすむほど凄かった。島津さんのショートのヘアスタイルがめちゃかっこいい。

第8位は玉置浩二さん。

オーボエ専攻の学生
「歌声を聞いた時に情景が思い浮かぶ。」

尺八専攻の学生
「一気に聞いている人の心をわしづかみにする天性のものですかね。」

ヴァイオリン専攻の学生
「彼が歌ってる時にオーケストラで演奏したことがあるんですが、甘い歌声でバーッとその場を持って行っちゃう。リハーサルの時点で持っていっちゃう。」

藝大生を虜にする甘い歌声、玉置浩二さん。1982年デビュー、現在はソロ歌手として活動する。その天才的な歌唱力を発揮した曲が『メロディー』。

サックス専攻の学生
「メロディーのサビで上がるんですけど、最初に聞いた時に“なんて美しいんだ”って心を奪われてしまって。聞く人の心をグッとつかむ能力がたけすぎてるなと思います。自分も楽器に活かしたいなって本当に思いました。」

声といい、表現といい唯一無二の存在ですよね。母親がベストテンが大好きでよく一緒に見ていたのですが、幼いながらに『ワインレッドの心』を聞いて感動したのを今でも覚えています。

第7位は宇多田ヒカルさん。

ピアノ専攻の学生
「声がCM やテレビで流れと一瞬でわかるというのが、個性として確立されているなと思います。」

チェンバロ専攻の学生
「優しいと言うか、懐かしい。唯一無二の声。地元に戻った時のお母さんの声みたいな。」

声楽科の学生
「ちょっと多めに息を吐くんですけど、盛り上がるところでも優しさが残る。じんわりする。」

数々のヒット曲の中でも藝大生が特に驚いた曲が『花束を君に』。

声楽科の学生
「特に大サビの部分。音の跳躍があって音が飛ぶところがあるんですけど、音程がとりづらくなるんですね。とても難しいけど簡単に聞こえるっていう点では、ものすごく歌がお上手ですね。」

学生さんが「お母さんの声みたいな」っておっしゃったときに「そうか、宇多田さんもそんな風に思われる年齢になったのか…」と時代の流れを感じました。ミュージックステーションに初登場したときにリアルタイムで見ていたのですが、もう凄かったよね!鳥肌!いまだにその時着用されてた衣装も思い出せる。登場のときに階段でコケたのも覚えてる。

ちなみに私が好きな宇多田ヒカルさんの曲は『For You』『time will tell』『Exodus ’04 』。マイナー調の曲やミドルテンポの曲。宇多田さんの声も相まって、真骨頂が発揮されると思う。圧倒される。

続いて第6位は久保田利伸さん、第5位は椎名林檎さん、第4位は平原綾香さん。ここはなぜか短縮して発表。

なんでよ。理由聞きたかったわ。

第3位は石丸幹二さん。

ヴァイオリン専攻の学生
「イケボ(イケメンボイス)なところがもう最高です。クラシック要素も入ってる素敵な歌声。」

声楽科の学生
「低い音から高い音までムラがなくてすごく綺麗な声。すごいなと思います。」

ヴァイオリン専攻の学生
「声量がすごいです。日本人ナンバーワンだと思います。」

元劇団四季出身のミュージカル歌手で、今や人気俳優。実は東京藝大出身。後輩たちが声を揃えて称える日本最高峰の声量を持っています。

石丸さんは『題名のない音楽会』の司会もされているのでテレビでよく拝見しますが、いつ見てもかっこいい&かっこいい。とにかくかっこいいんですよね。私も大好きです。

第2位はKing Gnu(キングヌー)。

声楽科の学生
「男性だけどめちゃくちゃ高い声が出るので、最初女の人と聞き間違います。キュンキュンします。」

日本舞踊専攻の学生
「ここを歌ってから、ここを歌って、またこっちきてみたいな歌えないですよね。カラオケだと歌えないですね。」

声楽科の学生
「爆発的に売れることで、日本の音楽が変わるんじゃないかなって思っています。世に出てる J-POPの人とは全然違うレベル。」

今年だけでも5つのドラマやCMでタイアップ。若者から絶大な支持を受け、2019年上半期ブレイクナンバーワンに選ばれた彼らですが、実はボーカルの井口さんは声楽科、常田さんはチェロ専攻の東京藝大出身。

藝大生が驚いた彼らのテクニックとは?

声楽科の学生
「超繊細なファルセットなんですけど、安心して聴けるファルセット。安心ファルセットです。あの見た目で繊細な声を出されとキュンとします。」

安心ファルセット(笑)。すごく安定感がありますよね。『King Gnu』のスペルを見ると「キング?グヌー?」っていつも見間違うのが私のおバカなところ。この感覚はGUNIW TOOLSを見たときに「グ?グニュウ?ツール?」ってなったときに似ている。ちなみに主人はキングヌーのラジオリスナーです。

第1位はMISIAさん。

リコーダー専攻の学生
「パワフルの中に色々な表情があるんです。しっかりした声ですね。」

声楽科の学生
「一個一個の子音が立ってる。人の心を揺るがすような、感情に訴えかける歌声だなと思います。ああなりたいです。」

尺八専攻の学生
「声量と包み込む感じ。迫力がすごいなと思います。」

数々のヒット曲を生み出したMISIAさん。一息で聴く者を魅了する超ロングトーンや 圧巻の歌唱力。さらに芸大生が絶賛したのはホイッスルボイス。

声楽科の学生
「地声と裏声の限界を超えた声なんですけど、女の人が悲鳴をあげるじゃないですか。あんな感じのイメージ。悲鳴を細くして音程にはめてるんです。憧れです。」

第1位はMISIAさん。去年の紅白歌合戦のパフォーマンスは圧巻でしたよね!MISIAさんが歌い終わって、会場の全員が「まじで!この人、すごすぎる!うぉー!」みたいな空気になったのを今でも覚えています。

そして画面はスタジオに戻ります。

MISIAさん以外にもホイッスルボイスを出せる人がスタジオに?!

さんまさん
「MISIAさんを『Jimmy』っていうドラマの主題歌で歌ってもらって。簡単にお願いしますって言って、引き受けてくれたことがあって。藝大生が1位に選んだ人を簡単にお願いしてしまって。それを引き受けてくれて申し訳なったわ。」

永島アナ
「優しいお方ですよね。」

蛍原さん
「知ってるの?」

永島アナ
「知りません。」

蛍原さん
「知ってる感じで言った!」

陣内さん
「知り合いみたいな。」

高橋さん
「一緒にバーベキューに3回行ってる言い方!」

永島アナ
「キングヌーさんが歌ってる時に“俺の声に似てる”って言いましたよね?」

陣内さん
「どこが?!」

さんまさん
「プロの人、俺の声欲しがるねん。どうなの皆さんからみて。」

声楽科の松原さん
「さんまさん、たまに“ヒャーッ!”とおっしゃるじゃないですか。あれホイッスルです。」

高橋さん
「ホイッスルボイス!ホイッスル身につけてた!MISIA とさんまさんができる!日本で2人!」

さんまさん
「これお前らもできるやろ?」

声楽科のしおたん
「私たちそんな器用にできないです。私たちがやるともうがっちり出そうとしちゃうので。繊細な細い声はできない。」

ちなみに私が思う歌のうまい人は、布施明さん。コンサートで布施さんの生歌聞いたことあるけど、ほんとすごいから!たまに新聞に昭和歌謡の歌手さんのオムニバスコンサートの広告見ると、いつも行きたくなる。それぐらい昔の歌手の人はみんなめちゃくちゃ上手い。いつか行くぞ。あの新聞広告のコンサート。

歌が上手い&声がいいって本当に最高です。明日は大津くんと東京藝大生のコラボでまさかの大感動!?フィナーレについてです。

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