2019年10月19日放送さんまの東大方程式芸術の秋に東京藝大生が大集合SP！（2）指揮科の須田陽くんの超人的聴音と、ピアノ専攻の日高志野さんの超絶技巧。

昨日からの続きです。とてつもない耳の持ち主と、とてつもない技巧。東京藝大すごい。

1. 東大生も驚く天才藝大生のスゴ技自慢！同時に鳴る8音を一瞬で聞き分ける！
2. 天才、須田くんが人生初の9音の聞き分けに挑戦。
3. ピアノ専攻の日高志野さんが世界で一番難しいと言われるピアノ曲を披露。

東大生も驚く天才藝大生のスゴ技自慢！同時に鳴る8音を一瞬で聞き分ける！

さんまさん
「まずは指揮科の須田陽（すだみなみ）くん。指揮科があるの？指揮者を目指す人が集まるんだ。」

須田くん（世界的指揮者を輩出する指揮科に現役合格した天才）
「はい。」

永島優美アナウンサー
「そんな須田くんのスゴ技自慢は“1歳で絶対音感が身についていた僕は、小学校6年で藝大の入試問題をクリア。ピアノで8つの音を同時に鳴らされても、聞き分けられます”。」

高橋さん
「何それ！8つの音！」

さんまさん
「そうやねん。こういう人、全部絶対音感（といって台を叩く）。これわかるか？」

須田さん
「シ」

高橋さん
「何でも言えるやん！」

さんまさん
「さっきのたまごたまごたまごっちの。もう1回歌って。最初のところ。」

大津くん
「いっせーのっ！たまごたまごたまごっちまいにちダイキチ〜♪」

さんまさん
「たまごたまご、何の音？」

須田くん
「ドドドソソソラララソソ。」

陣内さん
「ほんますごい！大津くん、今ので合ってんの？」

大津くん
「た、たぶん合ってると思います。」

高橋さん
「あいつは譜面化してないでしょ！」

須田くんは1歳でリモコンの音をピアノで再現。それを見たお母さんが絶対音感に気づいたと言う。本当に8つの音を同時に聞き分けられるのか？

さんまさん
「さあ、すいませんが目隠しして頂いて。まあ別に見なくてもね、当たるかな。」

永島アナ
「今からピアノ科の日高志野さんに弾いてもらいます。」

さんまさん
「こちらも藝大の？」

日高さん
「はい。よろしくお願いいたします。」

さんまさん
「すみません、わざわざ出てきていただいて。」

永島アナ
「8つの音を同時に弾いてもらって、それが何の音かを須田くんに当ててもらいましょう。ではこちらの音を弾いてもらいます。」

問題はドミファ# ラレファソシ。

さんまさん
「同時に押して音がわかる？嘘だ！」

永島アナ
「では日高さん、お願いします。」

（ピアノを同時に8音鳴らす）

須田さん
「あ、わかりました。ドミファ# ラレファソシ。」

一同
「すごいすごい！」

高橋さん
「発表のタメのなさ、すごいな！」

さんまさん
「クイズとしてはあかんな。どうなってんの頭の中？楽譜で？」

須田さん
「頭の中にカタカナで出てくる。」

さんまさん
「俺、頭の中、エロい画像しか出ない。」

高橋さん
「他に絶対音感ある人は？」

さんまさん
「今のわかった？しおたん？行けない？でも絶対音感あるやろ？」

しおたん
「いやぁ…、だいたい音感。」

スタジオ爆笑。しおたんさん。めちゃくちゃおもしろい。

天才、須田くんが人生初の9音の聞き分けに挑戦。

さんまさん
「これ、音増やしても行けんの？9つ。」

須田くん
「8音までなら。9音はやってみないとわからない。」

さんまさん
「1回行ってみようか。これ世界大会とかないの？」

須田くん
「そんなものはない。」

さんまさん
「そんなものはない？口笛よりあってもいいと思う。」

高橋さん
「同時開催で行きましょう。」

問題はソラ# ド# ファラドレミファ#

（ピアノを同時に9音鳴らす）

須田くん
「んっ？もう1回お願いします。」

（もう1度ピアノの音）

須田くん
「あぁ…、ソラ# ド# ファラドレミファ#」

大正解！スタジオ大喝采！

一同
「かっこいい！」

高橋さん
「こうなってきたら、タメない方がかっこいい。」

永島アナ
「初めて成功しましたか？」

須田くん
「はい。」

さんまさん
「いや、普段こんな稽古してないやろ。やればやるほどすごくなるんや、多分。12とか13いける。ピアノが無理やけども足まで使って。」

ピアノ専攻の日高志野さんが世界で一番難しいと言われるピアノ曲を披露。

続いては、東京藝大器楽科ピアノ専攻の日高志野さん。スゴ腕自慢は、

永島アナ
「国際ピアノコンクールで日本人初の1位を獲得。安倍総理とプーチン大統領の前でも演奏した私は、世界で一番難しいと言われるピアノ曲を完璧に演奏することができます。」

さんまさん
「世界で一番難しい。みんな憧れがあるんや。ピアニストにとってはこの曲弾きたいっていうのが。」

日高さん
「最高峰です。一番難しい曲。」

さんまさん
「それを、大丈夫？ハイヒール引っかかってるやん。ほんで君もここで座っとけよ！（一人前の指揮科の須田さんの9音同時の聴音チャレンジでピアノを弾いたのが日高さん）」

さんまさん
「すごいな。安倍さんとプーチンさんの時は成功したんですか？」

日高さん
「大成功でした。」

永島アナ
「ただその日、ちょっと事件があったんですよね。演奏3時間前に足を骨折されて。」

一同
「何でよ！何で？」

日高さん
「見てわかる通り、私ヒールの靴が大好きで。」

さんまさん
「さっきも引っかけたもんな。」

日高さん
「こけて足の指折れて、そのまま弾いた。」

永島アナ
「それでも完璧に弾けたってことですよね。」

日高さん
「たぶんアドレナリンが（出てた）」

さんまさん
「スポーツ選手も、ちょっとしたケガした方が集中できんねんな。」

日高さん
「ケガしとけばよかった今日も。」

さんまさん
「大丈夫や。（自分を指して）ここに人生の大怪我したやついる。そして（陣内さんを指して）ここにもいる。あ、そして（蛍原さんを指して）こちらの相方も。」

高橋さん
「まだ全然癒えてないねん！」

高橋さん
「有名な曲なの？」

日高さん
「ストラヴィンスキーとう作曲家のペトルーシュカっていうバレエの曲からとった曲なんです。」

高橋さん
「須田くんが頷いてますよ。」

須田くん
「バレエ音楽の曲で、オーケストラの曲なんですよ。それをストラヴィンスキーが超絶技巧のピアノ曲に編曲したんです。ものすごく難しいです。」

永島アナ
「特に一番難しいポイントはどこですか？」

日高さん
「冒頭の部分が、それこそさっきの9個の音を連打する。」

さんまさん
「9個連打するのか。あー、すごいな。今日ごめんね。安倍さんプーチンとか言ってるけど、今日は“さんチン”の前で。」

高橋さん
「プーチンの方に持ってかれてるやん！」

永島アナ
「それでは世界一難しい曲を。」

日高さん
「バレエ曲なので、好きに踊ってください。」

さんまさん
「いやいや、もう邪魔したらこいつらが怒るから踊らんで。」

と言ってバレエの“アンオー”のポーズ（両腕を丸い形で頭の上に持ってくる）を。

高橋さん
「何スタートのポーズしてるねん！」

永島アナ
「それでは弾いていただきましょう。お願いします。」

日高さんが演奏する様子が流れます。そして演奏が終わり、

一同
「すごい！」

さんまさん
「俺ら分からへんけど、ほぼ完璧？」

日高さん
「だいたい。」

さんまさん
「後悔はあるの？今ので？」

日高さん
「あります。完全に満足する演奏はない。」

さんまさん
「それはもうどの職業もそうですけど、パーフェクトはないからね。一生。俺はもう2、3回出している。」

陣内さん
「ええねん！そういうのは！」

さんまさん
「（東大生メンバーに向かって）このメンバーでピアノ弾ける人いないんですか？」

野口志朗くん（東大卒生）
「あ、はい。」

さんまさん
「野口弾けるの？」

野口くん
「今の曲じゃないですよ！やってたっていう。」

さんまさん
「何年やってた？」

野口くん
「9年ですかね。」

さんまさん
「そしたら野口、ちょっと弾いて…ってどこ行くねん！」

（ピアノがすでに撤収されはじめてる）

陣内さん
「撤収はやっ！」

高橋さん
「スタッフ的にはいらんみたい！」

須田くん、以前の関ジャムの東京藝大特集にも少し出演されていましたね。9音とかほんとすごい！確かに音を聞き分けられる数の世界大会があっても楽しいかも！決勝戦で音を出すときに雑音が出ないようにめちゃくちゃ空気が張り詰めそうだけど…（テニスのサーブ打つときみたいに）。やっぱり音楽畑ではない芸人さんの発想って面白いですね。

日高さんのピアノも超絶すごかったです！野口くんのピアノも聞いてみたかったなぁ。東大のピアニストといえば、2018年PTNA特級でグランプリを取った角野隼斗(すみのはやと)さんが有名ですよね。かてぃんという名でYoutubeでも大活躍しています。

明日に続きます。