2019年10月31日放送 バリバラ『きこえない人と音楽』
今回は耳がきこえない人の音楽。
「耳がきこえない人が楽しめる音楽」はつくれるのか?
この難題に、歌やコントを通して手話を広める活動をしているグループ「oioi(オイオイ)」のメンバーが挑戦!という企画。
oioiの方、どうやって音楽を楽しんでいるかと言うと、ヘッドフォンの音量を最大にして、歌詞カードを見たり。
そしてドラムも演奏します。
振動でリズムを感じられますもんね。
耳が聞こえない人同士で行くカラオケも大好きだそう。
「(耳が)聞こえる人とだと、歌が下手だから、一緒に歌ったら迷惑かなとか、やめといたほうがいいかなとか。」
「自分が歌っているときに明らかに気を遣われている感じが出ている」
「盛り上がってない空気がすごいわかる」
そして手話で大合唱。
「文字を見ながら手話を表してると、ちょっと楽しくなる。これが僕たちにとっての“歌う”」
めっちゃ楽しそう。
臨床心理士さん
「難聴の人がピアノを弾くとき、弦の響きを指先で感じて楽しむ。聞こえる人たちよりも感覚が研ぎ澄まされている。」
大好きな久保田利伸さんの『LA・LA・LA LOVE SONG』を表現するというのも、手話の振り付けで苦労。
手話は音声言語と比べて比喩表現が少ないので、歌詞をそのまま手話にすると意味が伝わらなくなったり。
リズムを取ろうとすると手話が見えなくなったり。手話で歌うと自然と音楽表現ができるようになる。
毎週見ていると、本当に面白くて勉強になる。
以前も『バラフェス~ばらばらな音楽の祭典』で、小さいころから吃音症のため思うように言葉を発することができずもどかしい思いをしてきた達磨さんがラップを披露していて、子供と大感動。魂が震えるとはこのこと。録画したのを何回も見てます。
ちなみに私が好きなのはバリバラキャンプの回。
寝たきり芸人あそどっぐさんの呼びかけに集まった5人の障害者。脳性まひ、全盲、筋ジストロフィーなど障害も年齢もちがう男たちが1泊2日のキャンプへ!到着と同時に梅雨入りするという波乱のスタートだったが、力を合わせてカレー作り、キャンプファイアなど定番イベントを楽しむ男たち。バリアだらけのキャンプ場で奮闘する姿はめちゃくちゃ面白かった。
大好きな素晴らしい番組です。
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