サーフィンのワールドリーグをはじめて見た(テレビでだけど)。

以前、深夜に何気なくBS1をつけたら、WSL(ワールド・サーフ・リーグ) リオ大会が放送されていて、

スポーツ観戦好きの主人と私はついつい見ちゃいました。はじめてちゃんと見たけど、めちゃくちゃかっこいいのよ!

リオの波は流れが早く、大きなチューブがなかなかできないので、波の上に乗って飛んだり何やらしてました。

戦い方は2人1組になって、海へ入りアドバンテージが有る方が波に乗る権利が与えられます。アドバンテージは交互で変わります。

ちなみに優勝したのが地元ブラジルのフィリーペ・トリード(Filipe Toledo)選手。
サーフィンやったことないし、詳しくないけど、スピードが他の選手と違う&こんな波ムリ!ってのでも乗っちゃう!

ということがあって、こないだ見たのはワールドリーグ最終戦のハワイ!

本場よね。

ちなみに会場はパイプライン。サーファーの聖地だそうです。パイプラインとはポイントの名称で、正式には「THE BANZAI PIPELINE(バンザイ パイプライン)」と言います。

見てるだけで、こないだのリオと波の質が違うのがわかります。めちゃくちゃ波がでかい!高い!

そしてその巨大な波は、日本の気候と関係があって、日本の冬、西高東低の冬型気圧配置が強まった低気圧が、アリューシャン列島を北に発達しながら進んでいくと、うねりのある強力なパワーの波が作り出され、オアフ島のノースショアに到達します。

長い時間をかけて到着した波は、ビルの5階の高さになることもあると言われるくらい、巨大な波となってパイプラインで一気にブレイクするらしいです。

おぉ!そうなのか!ちなみにその巨大な波は危険とも隣り合わせ。パイプラインの波のパワーは、1日で20本のサーフボードを折るそうです。やばいよやばいよ。

そもそもどこの会場でもめちゃくちゃ高い波が来て、それに立ち向かってる姿を見るだけでもすごい。私は荒い波が苦手なので、内海もしくは湾でいいっす。

んで今回、優勝したのはリオ大会とは違うブラジル人のサーファー、ガブリエル・メディナ(Gabriel Medina)選手!見ていてすごいと思ったのが、チューブに入って「あ~、波が閉じてしまう!」って時でもトップスピードで波から出てくるんですよ!そのスピードが次元違い!かっこいい!

会場はハワイですが、ブラジルからもたくさん応援がかけつけていてホームのような雰囲気。またその雰囲気が楽しそうでいいんですよね。決勝に残った選手のご両親がビール片手に観戦していたり、試合後の表彰式には家族総出で台上に上がります。

東京オリンピック2020でも制式採用となったサーフィン。2018年のワールドリーグで年間総合10位になった日本人の五十嵐カノア選手も見逃せません。今から楽しみです。

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