今日からツール・ド・フランス開幕!プライムビデオで映画『ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実』を見る。
- 2020.08.29
- スポーツ 映画
- ツール・ド・フランス
旦那さんが友達からロードバイクをすすめられて、それから自転車競技を見出してドハマリしました。
あとでポテチとチーズとのんある気分を買い込んで、夜に備えます。
プライムビデオで『ツール・ド・フランス』と検索したら、
無料でみられる枠に『ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実』という映画があり、ついつい見ちゃいました。
アームストロングといえば、ツール・ド・フランス7連覇という快挙を成し遂げ、一時期無敵を誇りましたが、その後ドーピングが発覚し、自転車界からもスポーツ界からも追放された人。
自転車競技に詳しくない私ですらその名前は聞いたことがあったので、ドキュメンタリー好きの血が騒いて見始めました。
感想は…
「ドーピングしまくりやん…しかもアームストロングだけじゃなくて当時のトップ選手ほとんどじゃん…若き日のコンタドールもドーピングしてたんかい…」
です。
勝つために邪魔な人間は排除し、権力を振りかざし、チームも自転車協会もアームストロングのドーピングを隠蔽…まぁひどいひどい。
長年ドーピング疑惑があり、あらゆる場面で否定し続けるアームストロングは見ていて痛々しい。
でも映画のヒーローみたいなイケメンフェイスで
「やってない」
なんて言われたら、私のように単純な人間は
「そうだよね。やってないよね!」
なんて信じてしまうわ。
過去のドーピングを認めた上で
「2003年のレースはクリーン(ドーピングなし)だった。まわりの選手もそうだったと信じてる」
といって、
「そうよね。アームストロングもいろいろあって反省したのよね!」
なんて思ってたら、その後の血液検査で
『2003年のドーピング発覚』
おぉ…私は何を信じたらいいんでしょうか…。
たぶんまだまだ隠していることがいっぱいあるな…って印象でした。
映画の最後あたりにアームストロングが
「将来、当時の状況(まわりの選手もみんなドーピングしていた)を考えて、僕のタイトル剥奪が果たして正解だったのか」とか
「人々は汚い現実より、キレイな嘘が好き」
などの発言をしていて、結局この人全然反省してないんじゃ…ってめちゃくちゃ思いました。
それでもアームストロングに目の前で真っ直ぐな目で見つめられて、
「僕が正しい」
って言われたらまた信じてしまう気がする…そう、一番愚かなのは私です。
そんな邪な心は忘れてツール・ド・フランスを楽しむぞ。
ツール100話 ツール・ド・フランス100年の歴史 [ 安家達也 ]
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