ライブ配信のお仕事の依頼、ひきこもりの人のためにコンサート。
なんとライブ配信の撮影依頼が。
今までは撮影したものを編集していただけなので、いろいろと調べてみる。
普通のトーク中心のものであればwebカメラとマイクでいいと思うのですが、
音楽のライブ配信となると、カメラを複数で切り替えて、音もせっかくだからなるべく良くしたいよねってことで機材をレンタル。
そして試しにFacebookとYoutubeで同時配信テストを秘密裏にしてみました。
↑キャプチャーボードという機械で、通常のビデオカメラの映像をストリーミングカメラ用に変換できる。しかもこの『ATEM mini』は4台までのビデオカメラに対応していてスイッチャーも兼ねているすぐれもの。
知人に協力してもらい、子供の練習動画をライブ配信で見てもらい、なんとか無事に見れたようでテスト終了。
機材は買うと高いけど、今どきけっこうレンタルが充実しているのでおすすめです。
いつもお世話になっているのはパンダスタジオさん。
いつも素敵な機材をお手頃価格でレンタルしてくださって助かっています。ありがとうございます。
そして今日の毎日新聞にこんな記事が↓
新型コロナ コンサート、1人のため 中止一転、引きこもり男性招き 女性3人グループ(引用元:毎日新聞)
記事によると女性3人組の音楽グループ「三人楽器」が4日、東京都立川市のホールでたった1人の観客のためにコンサートを開いたそうです。
メンバの一人がこの日にコンサートを予定していましたが、新型コロナの影響で中止になり空いた会場を使って、自宅に引きこもっている30代の男性を招待したそうです。
三人楽器のメンバーの一人、藤原雪さんが引きこもりの支援活動をしており、ある方のメッセージを思い出したそう。
それは10年間自宅に引きこもっているある男性からの「音楽のライブに行ってみたいです。でも…人混みが苦手で人が大勢くるコンサートに行くのは苦手。音楽は大好き。」というもの。
会場費や諸経費などはファンからの支援で賄ったそう。
勇気を出して来場した男性はコンサートを聴いて、感動した様子だったそうです。
もちろんこの時期にこういったイベントをすること自体、賛否両論あるかと思いますが、
生で音楽を聴きに行きたいけど、いろんな事情があって聴けない人がたくさんいるんだなと思いました。
こうしたことに気を配れるのも藤原雪さんがしっかりとアンテナを張っていたからこそです。素晴らしい。
明日も頑張ろう。
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