第30回出光音楽賞はチェリストの佐藤晴真さんが受賞&高嶋ちさ子さんとwith Super Cellistsによるテレワーク「威風堂々」。

こんばんは。週末の土曜日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。


感染者が増え続けている中、自宅でまったり過ごそうかと思っていたら、

実家の母から「こんなLINEが来たからそっちも気をつけてと」↓

「今、東京の〇〇病院で働いていますが、
この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。
私の病院のコロナ病床は満床になりました。
重症者もいます。
現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。

~中略~

このメッセージを出来る限りの家族や友人にシェアしてください。
時間がもうありません。
よろしくお願いします。」


はぁー、めんどくさい。

あのね、医療従事者や医療機関の人でこんな出処不明な文章を「拡散して」って無責任な人はいないと思うよ。

今どんだけ医療関係者が必死になって働いてるか想像してほしいわ。



とはいえ危機的状況に変わりはなく、ましてや機械音痴のシニア層の私の母までこんなLINEが回ってくるぐらいですから、逆に身が引き締まりました。

誰が送ったか知りませんが、そういう意味ではありがとう。

どうせチェーンLINEするなら「グリュッツマッヒャーの9番の攻略方法」「音階のための9つの奥義」とかためになるやつちょうだい。



さてそんな中、今日は明るいニュース。
京大の望月教授「ABC予想」証明 数学の超難問、審査8年―学術誌が論文掲載へ(引用元:時事ドットコムニュース)
ですって。

ABCってジャクソン5の曲じゃないの!?とまず思いました。

説明によると、

「ABC予想は、1985年、スイスのデビッド・マッサー氏とフランスのジョゼフ・オステルレ氏により提示された整数論の難問だ。それは、a+b=cという単純な足し算から始まる。整数aと整数bの「和」であるcと、三つの数a、b、cそれぞれの素因数の「積」を考えた時、和と積の間に、ある特別な関係があることを示している。」

はい。言ってることがもうわかりません。

デビッド・マッサー氏はなんとかいけそうだけど、オステルレというフランス語独特のお名前にお手上げ。特に“レ”あたり。

この証明を理解できる人が数学者の間でも少数らしく、証明の証明に時間がかかったそうで。

数学の専門家でも理解できないそんな難問、私が理解できるわけありません。

証明って中学の時にやりましたよね。図形のやつ。

数学苦手な私は

「三角の相似を証明できたところで何になるのさ」

と中学生特有のトガリでそのまま証明の理解出来なさを放置。



以来、ウン十年生きていますが、

「こことここの関連を証明せよ!」

なんて言われたことは一度もありません。

「どうしてお風呂掃除と食器が放置されているのか!」

と主人に聞かれたときは、

「すみません。寝落ちしてました」

と正直に答える、それが私の生きる道です。

だからABC予想はできる人にお任せします。

なんせ専門外だから。



さぁ今日はもう一つ明るいニュース。

第30回出光音楽賞に、チェリストの佐藤晴真さんが選ばれました。パチパチパチ。

同時受賞者は藤田真央(ピアノ)さん、服部百音(ヴァイオリン)さんという素晴らしいメンバー。凄いですよ。

佐藤さんといえば、2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。2018年には、ルトスワフスキ国際チェロコンクールにおいて第1位および特別賞を受賞しているという経歴。

まだ佐藤さんの演奏は直接聴いたことがないのですが、コロナが収束したら聴きにいきますよ。

出光興産さんは『題名のない音楽会』のスポンサーでもあるので、きっと受賞者演奏回があるはず。楽しみ。

最後は高嶋ちさ子さんがSuper Cellistsとテレワークで威風堂々を披露。

弾き始める前に古川さんのお子さんが少し出演されたり、

「ホルン大好き江口です!」

「金髪、ロン毛、94キロの西方です」

「サバゲー大好き、大宮理人(よしと)です」

「飛行機マニア、佐山です」

などのおもしろ自己紹介。

演奏もぜひ見てみてください。

個人的にはチェロ界ナンバーワンのイケメンの森山さんが、紅の豚のマルコみたいなサングラスをかけて演奏してるところにツボりました。

こういうの通常のコンサート告知の集客になっていいですね。

やっぱりチェロの音、大好きだ。

昔、図書館で借りたけど、数ページで寝落ちした本↓『ピュタゴラス』って言い方に本物感を感じます。

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