2019年7月20日（土）放送「高嶋ちさ子ともっともっと売れたい！スーパーチェロ7の音楽会」題名のない音楽会。

2019.08.10
題名のない音楽会
高嶋ちさ子さん, スーパーチェリスツ, Super Cellists, スーパーチェロ7, Super Cello7

去年2018年の放送で一番視聴率が高かったのが高嶋ちさ子さんが企画し、7月に放送されたチェロアンサンブル・スーパーチェロ７の回。

『イケメンチェロ軍団』と銘打った前回。

高嶋ちさ子さん
「イケメンはどこにいるんだと苦情が来た」

そしてなぜか江口心一さんがアップで映し出されます。なんでよ、カメラワークに悪意を感じるわ。

ちさ子さん
「今回はチェロの腕を前面に押し出して、何とかチケットが売れるように、彼らが凄いというところをお見せしたい」
（※2019年9月23日にサントリーホールで高嶋ちさ子 Super Cello 8コンサートを行う。）

「もっともっと売れたい！スーパーチェロ7！イケメンではないですけど、イケ腕ということで、前回を超えるウルトラ技を披露します！」

スーパーチェロ７のメンバーは
・古川展生さん（東京都交響楽団首席奏者）
・江口心一さん（東京都交響楽団・副首席）
・森山涼介さん（東京都交響楽団）
・大宮理人さん（元東京交響楽団）
・小林幸太郎さん（作編曲でも活躍）
・中条誠一さん（ソリストとして活躍）
・佐山裕樹さん（2018年ビバホールチェロコンクール第1位）

（9月23日のコンサートでは西方正輝さんも参加します）

まずは1曲目『エンターテイナー』
チェロの左側面を叩いたり、右正面をこすったり、古川さんが頭を掻きむしったり。

演奏後、石丸さんが
「どうでしたか？掻きむしって」

古川さん
「ちょっと恥ずかしかったです…」

こういうのが見たいんですよ！あの古川さんが照れて答えるの。演奏は上手いのわかってるから、もっと話を聞きたい。

そして次は水戸黄門のテーマ『あゝ人生に涙あり』。
なんと1台のチェロを4人で演奏。披露するのはもちろん首を縦にしか振れない若手軍団（佐山さん、大宮さん、中条さん、小林さん）。なんせ密着しないと弾けませんから。個人的にはアダルトチーム側のが見たい…。

小林さんはイスに座ってメロディーを担当、大宮さんは駒の下（普段弾かないところ）でリズムを奏でます。中条さんは弦をはじいて低音伴奏。そして佐山さんは後ろから体を密着させて（個人的には古川さんと森山さんバージョン希望）裏メロディ。

ここだけ人口密度が異常。曲の最後に中条さんがちさ子さんのシールが貼られた印籠を出します。これ正解。印籠を出すのは向かって右側の格さんって決まってますからね（小学校の夏休みに1ヶ月ほど祖父母に預けられて以来、水戸黄門にどハマリした）。

ここでまたもや妄想癖が。このメンバーでキャスティングするとしたら…、

・水戸黄門→古川さん（なんせ都響の首席ですからね。ご隠居は実践もとんでもなく強いから）
・格さん→江口さん（副首席だから）
・助さん→森山さん（全然遊び人ではないけどポジション的に）
・風車の弥七→佐山さん（めちゃくちゃ下調べして、暗躍してくれそう）
・うっかり八兵衛→大宮さん（お団子を美味しそうに食べそう）
・飛猿→小林さん（なんせ器用だから。作曲も編曲も。フットワーク軽いから）
・悪代官に苦しめられる町人→中条さん（優しすぎてだまされる。そして悪政に苦しめられる）

かげろうお銀→高嶋ちさ子さん（あんなキャラに隠れてるけど、やっぱり美人ですから）

だよね。やっぱりね。

そして次はピアソラの『リベルタンゴ』を。

この曲は古川さんと江口さんがスタンディングでチェロを弾くという挑戦。

石丸さん
「オケのメンバーが立ってもチェロは立たない。チェロを体に当てて正しいポジションで弾かないと楽器が鳴ってくれない」

古川さん
「普段は座って弾くので、立つと固定するものが無くなり、楽器がブレる」

高嶋さん
「彼らは一切ミスをせずにチェロを弾きます」

演奏開始。左足を少し前にして固定して弾いています。古川さんの左足を思い切り出して右足を下げて、上半身は前かがみ。かっこいい人は何やってもかっこいい。

次の曲は『立ちん蜂の飛行』

前回は江口心一さんが56秒の記録でしたか、今回も江口さんが挑戦。しかもスタンディングスタイル。

なんと記録は53秒！すごい！

次の曲はエルガーの『威風堂々』

最後のクライマックスでは全員がスタンディングでチェロを演奏。
やってることが大変な割に見た目地味ですよねぇ。これがチェリストの悲しい性。佐久間一行さんの『井戸のお化け』以上に動けませんから…。

全員スタンディングで弾いてて、立ち方にも個性が。やっぱり古川さん、抜群にセクシー＆イケメン。

最後はベートーヴェンの第九の
200人分を8人で演奏。
専属アレンジャーの小林幸太郎さん
「音域の広いチェロで他の楽器の音を出す」

そして見事な演奏。

本コンサートだと、もっとトークとかあるんでしょうか？チェロあるあるとかあるのかな？

これでチケットは完売するかな？個人的には古川さんの「ちょっと恥ずかしかったです…」にグッときました。

■高嶋ちさ子さんがスーパーチェリスツと共演したCDはこちら↓