オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン、見終わりました。そして星野源さんの『うちで踊ろう』オーケストラバージョン

もう無料公開は終わってしまいましたが、ロンドンの『オペラ座の怪人』を全編見終わりました。

凄い。凄かった。凄すぎる。

調べてみると、ロンドン初演から25周年を記念して、2011年10月1日、2日にロイヤルアルバートホールで開催された特別公演。2日間で3公演が上演され、2日の3公演目がイギリス国内と北米の映画館でライブビューイング上映。日本ではこのライブビューイング映像に劇団四季の歌詞を字幕としてつけた映像が劇場公開され、大ヒットしました。

新型コロナウイルス対策により自宅待機している人たちのために、『オペラ座の怪人』の作曲家であるアンドリュー・ロイド・ウエバーさんが自身の作品をYouTubeで無料公開。

何と言ってもクリスティーヌ役のシエラ・ボーゲスさんがすんごかった!

怪人に「Sing!」と言われ、クリスティーヌがそれに合わせて歌うんだけど、どこまで声が出るの?ぐらいとんでもなかった。どんどん覚醒する姿に鳥肌モノ。

舞台装置に火薬バンバン(日本なら屋内であんな火薬は無理)、みんないい声、衣装もどれもめちゃくちゃ素敵。大人なら一瞬見ただけでわかるあの凄さ。子供はチラッと見てボール遊びしてました…ロンドンで見に行ってもおそらく寝てたでしょう。

公演が終わった後には初演クリスティーヌ役のサラ・ブライトマンさんが登場し、それだけかと思ったら謎の4人の男性も登場。どうやらこの方達は過去の歴代ファントムらしいです。そしてサラ・ブライトマンさんと歴代ファントムで↑の『Sing』を歌うというなんとも特別な映像。

Youtubeだけど映像もめちゃくちゃきれいで、わが家のリビングがアルバート・ホールになりましたよ。本当に贅沢な時間をありがとうございました。教えてくれたロンドンのチェロっ子母さんにも感謝です。

2020年4月3日に「ジョゼフと不思議なテクニカラーのドリームコート」、4月10日に「ジーザス・クライスト・スーパースター」が公開されていたそうですが、今後もあるかしら…ちょっと期待している自分がいます。お願いします。


さて先日、星野源さんの『うちで踊ろう』企画にフルオーケストラ!版が登場。
星野源「うちで踊ろう」に、Classicオーケストラが自宅から本格コラボ参加(引用元:SPICE)

Youtubeの紹介文には
『昨今の新型コロナウイルス拡大に伴う公演およびイベントの中止の影響で、音楽家の行き場が失われつつあります。

音楽は瞬間芸術であり、生の空間で人と人を繋ぐという魅力がありますが、緊急事態宣言や外出自粛という壁に直面している今、人が集まることが不可能です。

この環境下で少しでも多くの方々に音楽家の存在を発信したい、同業種の音楽家、そして音楽愛好家の皆様を勇気付けたいという思いから、総勢60人の47全都道府県出身の若手プロ音楽家達が集まってくれました。』とのこと。

動画はこちらから。

チェロセクションは荒井 結さん、築地 杏里さん、大浦 萌さん、山口 奏さん、永野 紗佑里さんが参加されています。

音楽家の皆さんが大変な状況の中、こうやって楽しく音を奏でる姿を見るだけでも気持ちが救われます。

こちらもよろしくお願いします↓

にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村
     

同一カテゴリの記事一覧

巣ごもりコンサート の記事

舞台 の記事