今日のチェロレッスン。

いつもは先生のご自宅でレッスンなのですが、先生が演奏会シーズンで多忙なため、なかなか都合が合わない日々が続きました。

で、いろいろと調整してるうちに、わが家に先生が来てレッスンすることに!

えっ?先生が?わが家に?

それが決まってからというもの、私の心は前夜祭状態。ずっとワッショイのワンリピート。

私が育った環境は学年に1人ピアノ習っている人がいるかいないかぐらいで、バイオリンはおろか、ましてやチェロも習ってる人なんていなかった。

なので楽器ができる人=貴族

のイメージなんですよね。

貴族がわが家に来るなんて、一大事!駅まで牛車で迎えに行こうかなんて、わけのわからんテンションになって、いよいよ当日。

先生が着く時間の5分前に着いて、優雅に

「ごきげんよう。ようこそお越しくださいました。」

のイメージで意気揚々と歩いて駅へ向かい、待ち合わせの10分前に改札口に到着。

ソワソワ待っていると、先生からのラインが。

「すみません。電車乗り間違えました。あと30分はかかります。」

!!!!まじで!!!!

もう!先生!

なんて思いつつ、30分も時間を持て余すのも嫌なので、駅前のスーパーで牛乳3本買って、家に一度戻ることに。

「ふぅ〜」とため息を着いてたら、先生からまたラインが。

「何もなければ、あと5分で着きます」

!!!!!!!

まじで!!!!

「何もなければ」
の含みを持たせた言い方がまた怖い!まだ何かあるのか?!

わが家から歩いて駅まで10分弱。歩いてだと間に合わない!優雅なお迎えとか言ってられない!貴族を待たせるわけには行かない!

ってなわけで、自転車のペダルを高速回転させて猛ダッシュ。

なんとか先生が改札から出てくる直前に着きました。

でも髪ボサボサで、息切らして、

「お、おつかれさまです…」

しか言えませんでした。

あぁ、優雅なお迎え&おもてなしのはずが…。

家まで優雅なメインストリートを使うはずが、レッスン後に先生は予定が入っていたため、近道のめっちゃガヤガヤした飲み屋街を歩かせてしまいました。

先生、すみません。

でも通りかかった和風居酒屋のBGMでなぜかバッハの無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード(大正琴ver.)が流れてきたから許してください。

バタバタしたレッスンでした。次からは優雅にお迎えしたい。

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