ピアノ、壊れてないのに。
- 2019.07.21
- 子育て
「できない~」
と半べそかいてました。
「わかったわかった。お母さんが右手をやるから、左手をやってごらん。」
そして二人で連弾。
曲のイメージを感じて、歌いながら二人で音の旅行をしている気分。さながらテキサスにでも来たよう。た、楽しい。音楽って楽しい。
とても上手く合わせられたので、今度は右手と左手をスイッチ。
私、左手を担当ですが、へ音記号が一番上の線(正式名しらん)がラとその下のソ、そしてト音記号でラにあたるド(そもそもこんな言い方してる時点でお察しください)しか読めない。
すなわち、ドとソとラの音しか出せない。壊したクラリネット並み(軽症の方)。ピアノはもちろん正常なのに。
なので合わせても部分的にしか音が出ない。フレンドパークのフール・オン・ザ・ヒルなら、3音だけに絞り込むタイプ。冒頭の3音だけ出て相手が答えられないレベル。
アメリカ横断ウルトラクイズなら、東京ドームでの○×クイズですら通らない。旅行の荷造りの段階でパスポートが見つからなくて手間取る、ごめん旅行に出発すらできないね…。
弾きはじめて、私のあまりの左手のできなさに途中から子供が、
「お母さん、もう大丈夫。左手も自分で弾くから」と言う始末。
そして、な、なんと!
子供が両手で弾けるように。
こんな荒治療でなんとかいつも弾けるようになります。頼りないお母さんでごめんよ。
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