つりよかと葉加瀬太郎さん。
楽器店に行き、楽器を選ぶところから(釣りのあとなのでゴム長靴)。
そして、つりよかのヴァイオリン初心者のメンバーに指導まで。
葉加瀬太郎さんの教え方が優しくて、技術的なこともしっかり理論だてて説明してくれるので、楽器初心者でもすごくわかりやすい!
特に人間の腕は、そのまま弾くとヴァイオリンに対して弓が真っ直ぐにならない構造だから、弓先にいくにつれて右手を向こうに持っていく。シンプルなことだけど、とても大切なこと。
チェロもそうですが、左手じゃない。音をつくるのは右手ですから。
葉加瀬さんの娘さんがヴァイオリンを習っているらしく、でも家で指導してるのは奥様の高田万由子さんです。どうやらスパルタで指導していて、葉加瀬さんはそれを遠目に見て「怖い。絶対に関わりたくない」と思っているそう…。
葉加瀬さんは大阪の団地出身で、昔は夏の暑いときには窓を開けてヴァイオリンの練習をしていたそう。たまに練習をしなかったら、近所の人が「昨日は練習してなかったね〜」と話しかけてくれたみたいで、なんともおおらかな時代です。
きっとそんな環境で葉加瀬さんも育ったので、すごい人なのに初心者を相手にしてもこういった素敵な指導ができるんですね。
癒やされます。こんなふうに教えられたらいいなぁ。たまに見て、私自身も心を改めています。
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