家でのチェロ練習。

ある日のレッスン風景。


いつものように主人と子どものレッスンを聞きながら、私はミステリー小説を読書。

子ども
「ここの場所はこうしたらいいのかな?」

主人
「8分音符の長さに気をつけて」

子ども
「ここは、どうしたらいいのかな?」

主人
「あなたのモルトでリットしていいんだよ」

ん?

「あなたのモルトでリットしていいんだよ」

!!!何それ!!!

かっこいい!
口説き文句みたいじゃん!


その後も練習は続き、

主人
「センツァテンポのところ、自由なテンポで弾いてる?」

子ども
「自由じゃないかもしれない」

主人
「もっと自由に揺らしていいんだよ。でもフレーズごとに自由の感じを変えて」

何だ?今日のレッスンは?

こないだ出張で神戸に行っていたけど、実はイタリアに行ってたんじゃないの?

舞台(部屋)の端から端まで歩き出し、
主人
「ほら、もっと歌って!ラララララ〜」

なんだここは。歌劇場か?

やっぱり君はイタリアに行ってきたんだろ?な、そうだろ?
自由とは何だ?(←セリフ口調)

私がもし落ち込んでて、一人でバーに立ち寄ったとき
「そんなに落ち込まないで。あなたのモルトでリットしていいんですよ。もっと自由に」

なんてマスターに言われたら、惚れてしま…わないよね。

鬱陶しいよね。

読んでる小説がまったく頭に入ってこないそんな今日のレッスンでした。

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