漫画『キングダム』を読んだその足で図書館に。そして宦官へ…。

休校期間あけての通常期間が始まり、「こんなに時間がなかったっけ?」と毎日バタバタして過ごしています。

学校も落ち着いてきて、さぁ今日も仕事…なんて思ってたら、子どもに鼻水とくしゃみの症状が。


発熱はないけど、今のご時世「風邪の症状が少しでもでたら学校をお休みしてください」との通達なのでお休みしました。

こうやって予定が変わっていく。

そしてそんな日に限って旦那さんは泊まりの仕事でいない。しゃーない。やるしかないのよ。


あまりにもバタバタして疲れたので、泊まりの仕事から旦那さんが帰ってきたお休みの日に一人でネットカフェに籠もらせてもらいました。

プライムビデオでアニメ『キングダム』を見ていたら、誰が誰がだったか、函谷関の戦いって結局どうなったんだっけ?って思い出すために読んできました。

そしたら1冊が結構なボリュームで3時間じゃ読み切れない。全然時間が足りない。

また今度お願いして籠もらせてもらいます。


ネットカフェのあとはずーっと頭がキングダムのことでいっぱいになったので、そのまま地元の図書館へ。

これを借りてきました↓
宦官宦官。


キングダムにも趙高という名の宦官が出てきますよね。その存在を世界史で初めて習ったときの衝撃は今でも忘れない。

読みすすめると宦官の歴史は古く、中国だけのものではないそうで、古代オリエント、古代ギリシア、アフリカなどで存在していたそうです。その手術方法は各国それぞれで、カッティング&術後処理の専門の職業の人がいたそうです。


だよね。

「ちょっとここの前髪切ってよ」感覚で頼めないですよね。


ちなみに中国の場合、手術後は二人の助手に抱えられて2~3時間部屋を歩き回った後に横臥させられます。手術後、水を呑まないまま三日間寝たままで過ごし、3日後にその栓を抜いた時に噴水の様に尿が出れば成功となります。ここで尿が出ないと失敗で、死あるのみ(毒素症によるもの?)となりますが施術ではほとんど失敗は無かったようです。

栓ってなんすか?コルクの栓的な?お風呂の栓的な?

術後の水を飲まない3日間がキツすぎる…。痛みもあるだろうし、地獄。

でも失敗なほとんどなかったってのが凄い。


私は読んでも男性の痛みがわかんないけど、各国の手術方法を声に出して読んでみたら旦那さんが苦悶の顔でもだえてました。

よく出産時に女性が苦しんでいるのに、旦那さんは横でオロオロするだけであとで遺恨を生むエピソードを聞きますが、宦官の手術方法を読み上げるのは痛みを知ってほしいときに有効かも…。


個人的に「男性に理詰めされてイラッとした時に声に出して読みたい日本語」第1位になりました。

今度、言い争いになったら実行してみよう。


最近、子供が全然チェロを練習できてないのでまったくチェロの話がなくてすみません。


次はこれを借りてくるつもりです↓

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