2019年7月21日 東京藝大早期教育プロジェクト。チェロのマスタークラスを聴講してきました。

何ヶ月も前の話ですみません。

2019年7月21日に行われた東京藝大の早期教育プロジェクトの一環で行われているチェロのマスタークラスを聴講してきました。

場所は東京藝大の上野キャンパス。チェロクラスは東京と和歌山で開催されています。

マスタークラスの前に30分のランチタイムコンサートにて、東京藝大4年の山本 大さんの演奏。ピアノ伴奏は吉武 優先生。

曲はベートーヴェンのチェロ・ソナタ 第4番と、ドビュッシーのチェロ・ソナタ。

コンサート後にマスタークラス開始。
講師は東京芸大・准教授の中木健二先生。
今回は3人の受講生がいました。

一人目は小学4年生の子で『ハイドンのチェロ協奏曲第1楽章』

二人目は小学4年生の子で『ゲンスのスケルツォ、フォーレの夢のあとに』

三人目は小学5年生の子で『J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第3番よりプレリュード』

を1人40分ずつ。中木先生は休憩なしで教えていました。

ピアノ伴奏は吉武優先生。

それぞれの番になったら、まずは曲を弾いて、そして中木先生がレッスンをつけていくというもの。

受講生が弾いたあとに、中木先生が「この曲はすごく難しいから、ここまで弾けることがすごい」とか「もう技術的には問題ない」とか、まず演奏を褒めていて、

そして「ここの部分はどんなイメージ?」とか受講生達の言葉や思いを引き出そうとしているのが伝わってきたし、音だけではなく顔の表情で示したり、ところどころ聴講している人が退屈しないような話をしたり、見ていて40分があっという間のすごく楽しいレッスンでした。

また吉武先生の伴奏が素晴らしくて、それもグッと見入っちゃいました。

聴講後にランチタイムコンサートを行った山本大さんともお話する機会があって「中木先生のレッスンは、いつも冗談言い合ってばかりいて、面白い」ってことをおっしゃっていました。

毎年、レッスンの受講も聴講も無料開催されているのでまた来年も来たいです。

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