あぁ面白い、虫の声。

朝夜とだいぶ涼しくなって、クーラーをつけなくても過ごせるようになってきましたね。
夜に窓を開けていると、虫の声が聞こえてきて、何とも心地いい。
そろそろ秋がやってきますね…。

松虫の声は、「ちんちろちんちろ ちんちろりん」なのでわかる。
鈴虫は、「りんりんりんりん りいんりん 」も聞き分けられる。

こおろぎの声は昔、小学校の授業で出てきて、マイブームが起きて親に内緒でベットの枕元で何匹か飼っていたのでわかる(もちろんかごに入れて)。でも「きりきりきりきり」と感じたことは一度もない。

あと、くつわ虫って何?って調べたら、馬が走るときに口にはめたクツワがなる音に鳴き声が似てるからだそう。なるほど。それで「ガチャガチャ」鳴いてるのか。
一番謎なのは、馬おい。今調べてはじめて昆虫の名前と知りました。

レコード会社の人
「虫の声を取り入れた歌詞の歌をつくりたいんですよ〜。先生、お願いします。」

作詞者(不明となっています)の人
「わかった。わかった。」

作詞者
「虫の声かぁ。鈴虫と松虫はわかりやすいから、いいとして…。でもそれだけじゃメロディーの長さに合わないよなぁ。いっそ鈴虫と松虫をリピートするか…。でもそれじゃ脳がないよなぁ。あー、どうするかなぁ。散歩して気分転換するか!」


作詞者が田んぼのあぜ道を歩いてる途中…。

くつわ虫
「ガチャガチャガチャガチャ…」

作詞者
「?何だこの変な鳴き声の虫?」

くつわ虫
「ガチャガチャガチャガチャ」
作詞者
「この鳴き声!俺が探し求めてたのはこれだよ!よし捕まえるぞ!」


捕獲後、
昆虫に詳しい人の家を訪ねる作詞者。

昆虫博士
「あー、これね。くつわ虫って言うんですわ。ガチャガチャうるさい鳴き声でね。」

作詞者
「くっ、くつわ虫!名前も引きがある!よし採用。残るはあと1匹。」

昆虫博士
「これも面白い鳴き声ですよ。最近、捕まえたんですよね」

馬おい
「チョンチョンチョンチョン」

作詞者
「チョンチョン?」

馬おい
「スイッチョン」

作詞者
「スイッ?え?今、なんて鳴いた?」

馬おい
「スイッチョン」

作詞者
「スイッチョン!スイッチョン!」

昆虫博士
「これね、馬おいって名前のやつでね。鳴き声が馬の子が馬を追う声のように聞こえるからこんな名前なんですわ。全然馬の声に聞こえないけどね。ヒヒヒヒ。」

作詞者
「馬おい…、スイッチョン…、これだ!文字数!鳴き声!ピッタリだ!先生ありがとう!」

なんて場面があったかどうか定かではありませんが、本当に虫の声っていいもんですよね。
そろそろ秋がやってきます…。

早く昼間も窓を開けても心地いい季節が来てほしい。
そんな夏の夜です。

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