吉村妃鞠(よしむらひまり)ちゃん、7歳でパガニーニのヴァイオリン協奏曲 第1番 第1楽章を弾く。

以前の記事で、お伝えした吉村妃鞠(よしむらひまり)ちゃん。ヴァイオリンチャンネルでパガニーニのヴァイオリン協奏曲 第1番 第1楽章を演奏した様子がアップされていました。


華やかで、技巧的で、私この曲が大好きでなんです。何回聞いても素晴らしい曲。

7歳でこの曲に挑むこと自体が驚きなのですが、分数ヴァイオリンでこれだけ力強く、こんな響く音を出せるというのがまたすごい。
音の始まり方、音のしまい方、弓の開始位置、すべてがちゃんと計算されていて、またそれを最初から最後まで集中して、コントロールして弾けてるのが驚きです。

重音があったり、細かく早い箇所があったり、左手がめちゃくちゃ大変な曲なので、これだけ弾けるのも口があんぐりなのですが、それにも増してやっぱり右手が素晴らしい。弓まっすぐ。弦に弓が吸い付くようなきれいなボウイング。

7歳って小学2年生ですが、私が小2の頃なんて、ドラゴンボールの再放送と、宇宙船サジタリウスの再放送が楽しみだったくらいで、あとはぼんやり日々過ごしてましたよ。今なら絶対にチコちゃんに叱られる。

今はまだ分数ヴァイオリンだと思うのですが、これから楽器のサイズがアップして、フルサイズになったら、また学年とともにどういった演奏家に成長するのか、今後も妃鞠ちゃんの演奏が楽しみです。



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