2019年3月11日放送『恋するクラシック』ゲスト横山幸雄(ピアニスト)さん

今回のゲストはピアニストの横山幸雄さん。

あまり音楽に詳しくないので、横山さんのことも存じ上げておりませんでした。

が、最初に演奏された『アンダンテ・スピアナート Op.22』の1音目で、心わしづかみ。

めちゃくちゃ上手!(当たり前だけどさ)。個人的な意見ですが、ショパンを弾くのが上手な人ってピアノの音が「ポロロン、ポロロン」って鳴るんですよ!

なんというか、透明感と儚さとすごく繊細な1本の線が1つ1つの音に見えるような。鍵盤のタッチの仕方なんでしょうか。すごいわぁ。

お母様がご自宅でピアノ教室をされていて、御本人も5歳のころに「ピアノをやりたい」と言ったそうです。(横山さん本人は覚えてないらしい)

そして今の今まで、ピアノのために何かを犠牲にしたりなんて、矯正されたことはないんだそう。子供の頃は野球もしてたそうです。すごい。

ピアノって聞くと、小さい頃からスパルタ!間違ったら物差しでパシーン!みたいなイメージ(イメージが完全に昭和のままで止まってる)ですが、御本人の演奏を見ていても、本当に楽しそうで、その気持ちが音にあらわれてます。

『私の履歴書』のコーナーでは、辻井伸行さんのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで指導されたとのこと。ということは絶対にテレビで見たことある。

思い出した。うっすら。なんか本番前に辻井さんに指導してた男の人いたわ。あの人が横山さんだったのか!

横山さん、2010年にはショパンピアノ独奏曲 全166曲コンサートを行いギネス記録に認定。さらに翌年に212曲を演奏し記録を更新。しかも全部暗譜!

そしてなんと今年の5月3~5日の3日間でショパンの全240曲を演奏!東京オペラシティ・コンサートホールにて開催されます!すごいよ!ちなみにチェロソナタのチェリストは元N響首席の向山佳絵子さん。全240曲暗譜だなんてまったく関係ない自分でも、考えただけでお腹痛くなってきた。でもそんなイベントをショパンを理解したいという気持ちで挑戦を始めて、今も楽しんでる様に見える横山さん。すごい。

私がのんびりと旅行に行っている間に横山さんはショパン全曲に挑んでるわけです。何も考えてなかった。「10連休だ。わ~い」ぐらいにしか思ってなかった。行きたかったなぁ。聞きたかったなぁ。今から旅行キャンセルしたいわぁ。

そして『のだめ茶論』では「のだめ的新元号を考えよう」のコーナーが。

まずは調雅子(しらべまさこ)さんから。この調さん、みたらわかる、ぜったいいいとこのお嬢様。ちなみに調さんの考えた新元号は「調雅(ちょうが)」。自分の名前がガッツリ入ってるけど、それでもガツガツした感じがないのは調さんの柔らかい雰囲気ですよ。

あといつも気になっている三井将大さん。国立音大のハープ専攻だそうで。4月からハープのリペアマンになるそうです。男性のハーピストってあまり見たことがないので、卒業前にテレビで演奏してくれないかなぁ。

そしてチェリストの菅井瑛斗くんが考えた新元号は「按針(あんしん)」。主人も私も「えっ?針?」って思ったら、ご本人曰く「よくチェロのエンドピン(針)ストッパーを忘れて困るので、この元号で忘れないように安心したい」とのこと。いやいやチェリストに必要なエンドピンストッパーを忘れる人は、元号を意識して生活しないと思います。相変わらず菅井くんはなんだか可愛いです。

ちなみに『今週の聴いて得ダネ』は、まもなく迎える新元号をイメージした楽曲として日本テレビが佐藤直紀さんに依頼して制作された『新時代へ』を読売交響楽団の演奏にて。ちらっとチェロセクションがうつった時に、ショートカットの可愛くておしゃれな女性が!と思ったら読響のチェロ首席の遠藤真理さんですね。コンサートのドレスやテレビ出演のときもいつもおしゃれな服装で癒やされます。

ちなみに今日の佐田絵夢さんもパープルのレースが華やかな服装で、とてもお似合いでした。来週も楽しみです。

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