2020年5月8日放送 ららら♪クラシック「音楽でできること(1)~離れていても思いはとどく~」
各オケのホルン奏者が33人集まってテレワークでホルストの『木星』を弾いていました。
こんなたくさんのホルンが一度に合わせるなんてなかなかないことで、一人ひとりの音色がそれぞれ違っていて、めちゃくちゃ面白かったです。
特にこの企画の発起人でもあり、日本のホルン界の歴史を変えた男、福川伸陽さんの音色が広がる&響く&奥行きがとんでもなかった!
いつもホルンを聴かない私ですらそう感じたので生音で聴いたらもっと凄いんだと思います。これは自粛が明けて、福川さんのコンサートがあればチェックだわ。本当に凄かったです。
他にも
反田恭平さん、上野耕平さん、山中惇史さん、金子三勇士さんの演奏も。
贅沢。なんて贅沢。
そして何と言っても圧巻だったのはこの自粛でいち早くテレワークで『パプリカ』を披露し、話題になった新日本フィルハーモニー交響楽団のロッシーニ『“ウィリアム・テル”序曲』。
テンポが変わりやすいこの曲をテレワークでなんて!
音もすごく良くて(←音だけレコーダーとか使ったのかしら?普通のスマホならあんないい音にはならないはず)、めちゃくちゃ凄かったです!圧巻でした。
それぞれの奏者の方の思いが画面からも伝わってきて、
さらにNHKの担当の方が、
『NHKの担当者は「映像的にも音声的にも『合奏』として完成度の高いものにするために、編集作業には想像以上に時間と労力がかかった。生で音楽を届けられない今、この合奏には、どうにかして音楽を届けたいという演奏者の皆さんの思いが詰まっています。それを感じて頂けたら幸いです」と話した。』
プロの編集のクオリティーの高さよ。
撮影の何倍も編集時間ってかかるんですよ。しかも凝ったものを作ろうとすればするほど、その作業量は膨大なものになります。
本当にいいものを見せていただきました。ありがとうございます。
ギタレレに続き、ホルンも…?
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