いくつになっても浅はか。
いくつになってもワクワクする食べ物。それがイチゴ。
実は私の4歳頃のときの将来の夢が『イチゴやさん』。
理由は『売れ残ったイチゴを食べられるから』というもの。
売れ残り前提で商売をしようとしているあたりが何とも浅はか。
そして5歳頃に「そんなにイチゴが好きなら」と親がイチゴ狩りに連れて行ってくれました。
初めてのイチゴ狩りに私は大興奮して、30分の制限時間の中、開始10分でお腹がいっぱいという事態に。
イチゴってかなり水分が多いので、あっという間にお腹がタプタプになるんですよね。
それ以来「もうイチゴやさんになるのはいいや」と諦めた次第です。
さて最近はEテレをよく見ているのですが、『テキシコー』や『考えるカラス』その他もろもろ、本当によくできていてめちゃくちゃ面白い番組ばっかり。
私の子供時代に見ていた番組といえば、
「あいうえおの音楽 あ~い~う~え~お~♪」のオープニングテーマが今でも忘れられない『あいうえお』。
ナゾのモクモクした悪役がいまだに怖くてトラウマの『いちにのさんすう』。
最後のチョーさんが描く地図に毎回ワクワクした『たんけんぼくのまち』。
授業でいつも見せられた『さわやか3組』で、いつも教室の空気が気まずい感じになったのも覚えてる。子供ながらに「このクラスのどこがさわやかなのか…」なんて思っていました。
『うたって・ゴー』『ワンツー・どん』『ふえはうたう』の主題歌なんて今でも歌える。ふえはうたうで、みの先生が吹いてたソラシドマーチなんて今でも暗譜で吹けるよ。ちなみに『ピタゴラスイッチ』などで活躍している栗コーダーカルテットの栗原正己さんは、みの先生に影響を受けてリコーダーを始めたそうです。なんとここで教育テレビの輪がつながっている。
去年行われた東京藝大の早期教育プロジェクト&オープンキャンパスで、チェロのマスタークラスよりも気になっていたのが「器楽科古楽専攻:リコーダー体験レッスン」だったんですよね。私もリコーダー片手に…なんてちょっと頭の片隅を横切ったのですが、
企画概要が「将来、リコーダー奏者を目指す人のための公開レッスンです」と書いてあって、さらに主人に「小学校でリコーダー吹いてただけのレベルの人が押し寄せたら大変なことになるから。東京藝大の公開レッスンってそんな場所じゃないから」と釘を差されました。だよね。浅はかだよね。
今日の夜はリコーダーでも吹いてみようかな…。
東京藝大物語 (講談社文庫) [ 茂木 健一郎 ]
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