2019年7月6日放送 『久米宏ラジオなんですけど』に吉村妃鞠(よしむら ひまり)ちゃん登場! その3「妃鞠ちゃんの苦手なものとは?」

昨日からの続きです。

久米さん
「今、大体1日練習5時間ぐらいしていると聞きましたが。」

妃鞠ちゃん
「何もしてない時は、4時間から5時間練習していて。学校がある時はどうしても3時間とかになってしまいます。」

久米さん
「今、小学校の2年生ですよね?さっきスイスにいた話をしましたけど、夏休みじゃないでしょ、今。学校はどうするの?」

妃鞠ちゃん
「夏季授業っていうのがあって、夏の間の授業があって。私はおととい水泳があったそうで、その時飛行機だったのでよくわからないけど、雨の中やってたらしいのですごいなと思いました。みんな雨が降ってる中で水泳やってて。」

久米さん
「水泳、得意なの?」

妃鞠ちゃん
「私は苦手です。かけっこは得意。走るの。縄跳びとかするのもまあ好きだけど、水泳だけはとても苦手です。」

久米さん
「水がイヤなの?」

妃鞠ちゃん
「最初はそうだったけど、でもみんなクラスの子がすごい上手で。水泳はやりたいけど苦手みたいな。」

久米さん
「水泳が苦手って子は、水に顔をつけるのが嫌だって言うけれど。じゃぼって。」

妃鞠ちゃん
「最初はそうでした。でもだんだん慣れてきたら、5mとか7mとか泳げるようになったけど。まだ7mだけどでも。」

久米さん
「7m泳いだらすごいよね。」

妃鞠ちゃん
「学校の子ですごい子は1000m泳いだとか、そう言ってる。すごいなと思っていつも見ています。」

久米さん
「ただ、あなたの場合はびっくりしたんですけど。漢字検定で日本記録を作ったとか。年代による満点の記録を作ったとか。空手やってるってホント?」

妃鞠ちゃん
「はい。空手は平安(へいあん)2段までいって。(松濤館流の型の名前です)」

久米さん
「4歳の頃ですよ。コンテストに出たの。瓦屋根を積んだり、それをバイオリンをやる人が。今の空手って今度オリンピックで出るけれど、型だもんね。」

妃鞠ちゃん
「はい。私は型の方を平安二段まで。」

久米さん
「へいあんにだん?何?」

妃鞠ちゃん
「なんかそういう型の名前があって。」

久米さん
「松濤流だって聞いてるんですけど、空手の流儀。へいあんって、どういう字書くの?」

妃鞠ちゃん
「私もよくわかりません。ウフフ。」

久米さん
「あなた3歳の時に論語読んでたでしょう。オール漢字の論語だよ。漢字が好きだったの?」

妃鞠ちゃん
「3歳4歳頃から、お母さんとお父さんがルビのある絵本で育ててくれて、4歳頃の時は漢字とひらがな一緒に覚えてた。今はそんなことないけれど。」

久米さん
「漢字の形が好きなんだ?4歳の時に2年生の漢字を満点記録とって、京都で表彰されました。それが日本新記録漢字検定の。割と形とか楽譜とか譜面とかも形で覚えてる?」

妃鞠ちゃん
「いや、まずはバイオリンの譜面は何の指で弾くかっていうのをまず決めてから、ほとんどお母さんに決めてもらって、それで少しずつ練習して、暗譜して。基本的にもっとよくなるように練習する感じ。」

久米さん
「もうちょっと指が大きくなればいいなと思ったりする?」

妃鞠ちゃん
「はい。重音の時にもう少し開かなくちゃいけない指が届かなかったり、ぎりぎり届かなかったりとかよくあるので、もう少しだけ手が大きくなったらいいなって思います。」

久米さん
「今、身長何センチですか?」

妃鞠ちゃん
「今120cmぐらいです。私はクラスの中で女の子で5番目ぐらいだから、女の子が12人いるから、ちょっと小さい方かな。」

久米さん
「ちょっとだけ小さい。なんとか身長伸びなくてもいいから、手だけ大きくなんないかね。」

妃鞠ちゃん
「うふふ。うん。ちょっとだけ大きくなってほしい。」

久米さん
「なんとか指が開かないかなって言って。大きくなってほしい。毎日練習するのは、よくピアノやってる人が1日練習サボると取り戻すのに週間かかるって、昔からよく言うけど、一日サボると相当ダメだって感じある?」

妃鞠ちゃん
「はい。飛行機に乗るときとか1日ぐらいバイオリン弾かなくなっちゃうので、そういう時は着いてからとか練習しないと、本当に弾けなくなっちゃうから。」

久米さん
「そうだ。おとといルフトハンザから帰ってきたものに、行くときもほとんど弾いてないわけだから往復2日弾けないもんね。向こうに着いたら集中して練習して。日本に書いて集中して練習。」

妃鞠ちゃん
「そうした方がいいと思います。」

久米さん
「このぐらいになるとね時差ボケっていう経験ないですか?」

妃鞠ちゃん
「ベルギーの時は夜中の2時とかに起きちゃったけれど。」

久米さん
「ベルギーって去年の5月レオニード国際。その時やたら難しい曲を弾いて。」

妃鞠ちゃん
「メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。他の国際コンクールでも夜中の2時に起きちゃって。でもスイスの時は全然時差ボケなくて、1時間ぐらい。」

久米さん
「来週の金曜日ぐらいに中央線沿線でコンサートがあると聞いたんですが。」

妃鞠ちゃん
「7月12日に若い芽のコンサートがあります。」

久米さん
「今年はロシアのモスクワと、ウクライナのキエフに行きます。」

妃鞠ちゃん
「モスクワはコンクールとコンサート。コンサートは有名なスピヴァコフさんと一緒に演奏をできて。その次にコンクールがあってキエフはコンサートなんですけど、なんかすごい忙しいなと思って。ウフフ。」

久米さん
「もう5歳の時っても8歳にですから。5歳って8歳の子にとっては相当、昔だからね。5歳の時、彼女は朗読してるんです。」

妃鞠ちゃん
「そうです。音読コンクールに出て。その時に録りました。」

久米さん
「あっという間に終わりますけどね。彼女が朗読している『雨ニモマケズ』ちょっとだけお聞きください。」


そして妃鞠ちゃんが朗読している雨ニモマケズが流れる。


妃鞠ちゃん
「お父さんと一緒に。あの録音とってました。」

久米さん
「5歳ってなお昔でしょ。遠い昔。8歳の子にとって大昔なんですよ。昔の自分の声聞いてどう思う?」

妃鞠ちゃん
「今はそんなことないけれど、でもまあ一か月ぐらい、一週間ぐらいかけてヘンゼルとグレーテルっての読んだけど。」

久米さん
「2週間ぐらいかけて、やってた自分は今でも覚えています?あん時私は若かった。若い私は一生懸命頑張ったなって思う。」

妃鞠ちゃん
「はい、そう思います。ウフフ。」

久米さん
「あと5年ぐらいすると、あなたは13歳です。あと5年すると僕は79歳になりますが、5年後にもしこの番組があったらまた遊びに来てくれます?」

妃鞠ちゃん
「はい、もちろんです。」

久米さん
「はい、もちろんです。お土産何もいらないから、手ぶらで来ていいから。」

妃鞠ちゃん
「いえ、大丈夫です。ウフフ。」

久米さん
「5年後に二人とも元気だったら、また会いましょう。ありがとうざいました。」

妃鞠ちゃん
「今日はありがとうございました。」

久米さん
「話、うまいね。」

妃鞠ちゃん
「いや、そんなことないです。」


以上がトーク内容でした。絵本を読み聞かせしたり論語を読んだり。ご両親が大切に優しく育てているのが伝わってきました。空手の型のくだり、久米さん特有のこだわりが出て、そこじゃなくてもっと聞いてほしいこと山ほどあるのに!と若干、もどかしくなったり。

でもこれからもっとメディア出演が増えるでしょうから、いろんな話が聞けるといいな。将来が楽しみな吉村妃鞠ちゃんのラジオ出演でした。



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